SRM マルチテナンシーのサポート
CA Spectrum には、Jaspersoft での SRM マルチテナンシーのサポートが含まれています。このサポートによって、複数の選択されたテナントを DSS 環境の多数のデバイスまたはロケータにモデリングできます。このモデリングによって、ネットワーク内の複数のデバイスを効果的に管理できます。 SRM マルチテナンシー機能によって、対応するランドスケープで、複数のテナントを設定し、マップするデバイスまたはロケータを選択できます。マルチテナント環境を展開し、複数のテナントのレポートを集計、生成、および実行して、ネットワークのデバイスを管理および監視します。
casp1032jp
CABI JasperReports サーバ 6.4.2、6.4.3 および 6.3 バージョンでは、CA Spectrum 10.3 SRM マルチテナンシーがサポートされています。
CA Spectrum には、Jaspersoft での SRM マルチテナンシーのサポートが含まれています。このサポートによって、複数の選択されたテナントを DSS 環境の多数のデバイスまたはロケータにモデリングできます。このモデリングによって、ネットワーク内の複数のデバイスを効果的に管理できます。 SRM マルチテナンシー機能によって、対応するランドスケープで、複数のテナントを設定し、マップするデバイスまたはロケータを選択できます。マルチテナント環境を展開し、複数のテナントのレポートを集計、生成、および実行して、ネットワークのデバイスを管理および監視します。
SRM マルチテナンシーの設定
前提条件
SRM マルチテナンシー テーブルの主要な機能とパラメータを以下に示します。
- テナントの追加:テナントを追加するには、マルチテナンシー サポートのチェック ボックスをオンにします。
- テナントの削除:テナント名の隣のフィールドのチェック ボックスをオンにして、テナントとそのマッピングを削除します。
- テナント名:テナント名または組織名を指定します。
- ロケータ:XML ファイルで指定したルータ、スイッチ、ping が含まれます。これは、対応するテナント名をフィルタまたはマップするのに使用されます。これらは、ロケータ検索ドロップダウンを使用して検索できます。注:このロケータ検索は、XML ファイルで一意に定義する必要があります。ロケータ ファイルの名前には、特殊文字($、#、!%)を含めることはできません。ファイル名にアンダースコア(_)を含めることは許可されています。ユーザは、パス<SpectrumFolder>/tomcat/webapps/spectrum/WEB-INF/topo/Configにフォルダ「SRMTenants」を作成し、xml ファイルをフォルダ「SRMTenants」内に配置する必要があります。ロケータ検索ドロップダウンでは、「SRMTenants」フォルダに配置された xml が読み込まれます。
- ランドスケープ: 設定を有効化する必要がある単一または複数の DSS 環境を選択します。
- 保存: 新しく追加されたテナントおよびロケータ検索を対応するランドスケープに保存します。
- 再マップ: マッピングに関連するファイルの変更に基づいて、テナントからロケータへの最新のマッピングを更新または同期します。

マルチテナント環境を展開するには、以下の手順に従います。
- [OneClick 管理]ページを開きます。
- 上部のバーの[レポート マネージャ]を選択し、左側のパネルから[Jasper マルチテナント設定]を選択します。
- マルチテナンシーを開始するには、[マルチテナンシー サポートの有効化]チェック ボックスをオンにします。
- [テナントの追加]を選択し、テナントを追加して、XML ファイルで指定した対応するロケータ、デバイス、ルータ、またはスイッチなどにマップします。
- DSS 環境のそれぞれのランドスケープを選択します。
- テナントをロケータにマッピングしたら、[保存]を選択します。 マルチテナンシー設定が保存されます。
選択したテナント名でのレポートの生成:
- [OneClick 管理]ページの上部のバーの[Jasper コンソール]に移動します。CA Business Intelligence のログイン ページが表示されます。
- 組織の詳細を入力します。これは、設定テーブルで指定したテナント名です。Spectrum の認証情報を使用してログインします。SRM マルチテナンシーを有効化している場合は、スーパーユーザの認証情報を使用してレポートを実行できません。JasperServer のホーム ページが表示されます。
- ページの左上のバーの[ビュー]タブから[リポジトリ]を選択します。
- 組織名の下にある機能の左側のパネルから[レポート]を選択します。
- 選択したテナント名でレポートを実行および生成できるようになりました。詳細については、「JasperReports Server を使用してレポートを実行する方法」を参照してください。
SRM マルチテナンシーによって、データのプライバシーと安全性が確保されるようになりました。
この機能では、スケジュールがパブリック フォルダに保存されないようにすることで、スケジュールへの不要なアクセスが制限されます。ユーザ/管理者は、「public/ca/Spectrum」フォルダにスケジュールを保存できません。このようなパブリック フォルダに保存しようとすると、この拡張機能によって制限されます。ユーザ/管理者は、独自のテナント フォルダに
のみ
スケジュールを保存できます。