インストール コンポーネント
内容
casp1032jp
内容
OneClick と
Spectrum Report Manager
のインストール パッケージには、以下のコンポーネントが含まれています。- CA Business Intelligence のサポートされている最新バージョン注:CABI インストールには、サポートされている CABI の最新バージョンが含まれています。
- CA SpectrumOneClick とSpectrum Report ManagerOneClick と共にインストールされるSpectrum Report Managerコンポーネントは、停止情報エディタやアーカイブ エキスパートなど、コレクション機能とビジネス オブジェクト以外を管理する機能を備えています。
新規インストールおよびアップグレード インストール
新規インストールとは、まったく初めてのインストールのこと、あるいは BusinessObjects XI または CABI の旧バージョンのすべてのコンポーネントをアンインストールした後で実行するインストールのことです。このようなコンポーネントには、Central Management Server データベース(レポート データ)、すべてのレジストリ エントリ(Windows)、プログラム ディレクトリ、ファイルなどがあります。
アップグレード インストールは、旧バージョンの CABI がインストールされているサーバ上で実行するインストールです。以下のレポート データを移行するには、アップグレードを実行します。
- スケジュール済みレポート
- ユーザ アカウント
- [ユーザ]フォルダのコンテンツ
レガシー フォルダがある場合にアップグレードする際の考慮事項
以前のバージョンの
Spectrum Report Manager
からアップグレードする場合、スケジュール済みレポートは Legacy Reports フォルダに自動的に配置されます。注:
これらのレポートは、引き続き、アップグレード前に存在していたパラメータ値でスケジュールどおりに実行されます。これらのレポートには、CA の公式ブランドがありません。アップグレード中に、以前の CA Spectrum
レポートを維持するうえで何か問題が発生した場合は、CA Support
にお問い合わせください。オペレーティング システムおよびクライアントの要件
このセクションでは、CABI R4.1 SP3 のオペレーティング システム要件、BI ラウンチパッドにアクセスするためのブラウザ要件、およびレポート印刷のソフトウェア要件について説明します。
システムの前提条件に関する完全なリストを入手できます。詳細については、「インストール」を参照してください。
Windows オペレーティング システム
CA Business Intelligence (CABI) r4.1 SP3 は、以下の Windows 製品およびサーバ製品をサポートしています。
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2 SP02+ (*1)
(1) Windows Server 2012 R2 は、BI 4.1 SP02 以降のサーバ コンポーネントでサポートされています。IE11 は、BI 4.1 SP03 以降でのみサポートされていることに注意してください。
詳細については、http://www.sdn.sap.com を参照してください。
Linux オペレーティング システム
CA Business Intelligence (CABI) r4.1 SP3 は、以下の Linux オペレーティング システムをサポートしています。
- Red Hat Enterprise Linux Server 6 x86 64
- SuSE SLES 11x86 64
- SuSE Linux Enterprise Server 9 SP3
- SuSE Linux Enterprise Server 10
- SuSE Linux Enterprise Server 10 SP2
注:
Red Hat Linux 6 では、CABI をインストールする前に、以下のパッケージが必要です。- libXext-devel-1.1-3.el6.i686
- libXext-devel-1.1-3.el6.x86_64
- libXext-1.1-3.el6.i686
- libXext-1.1-3.el6.x86_64
- glibc-2.12-1.*.el6.i686
- glibc-2.12-1.*.x86_64
- libstdc++-4.4.*.el6.i686
- libstdc++-4.4.*.x86_64
- compat-libstdc++-33-3.2.*el6.i686
- compat-libstdc++-33-3.2.*x86_64
- libstdc++.so.6
- libXext.so.6
注:
パッケージ バージョンは、ここに記載しているものとまったく同じである必要があります。- root 以外のユーザ(例: cabiuser)を作成し、ユーザ プロセスの数を 4,096 以上にします。注:この値を確認するには、コマンド ulimit -u を使用します。
- ディレクトリ パスを作成します(デフォルトは /opt/CA/SharedComponents/CommonReporting4 です)。ここに CABI をインストールし、上記で作成したユーザをディレクトリ パスの所有者にします。
詳細については、http://www.sdn.sap.com を参照してください。
クライアントの Web ブラウザ要件
互換性のある Web ブラウザを使用して、
CA Spectrum
Reporting にアクセスできます。CA Spectrum
Reporting へのアクセスに使用するブラウザでは、Cookie を有効化する必要があります。以下のテーブルは、ブラウザ要件を示しています。オペレーティング システム | ブラウザ |
Windows | Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2 以降、Mozilla Firefox 2.0 以降 |
Linux | Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2 以降、Mozilla Firefox 2.0 以降 |
英語以外のロケールに対する前提条件
英語以外のロケールに対する以下の前提条件を確認します。
- MS Arial Unicode フォントをインストールして、英語以外のロケール用のレポートを実行します。
- 日本語、中国語(繁体字)、および中国語(簡体字)の場合は、BI ラウンチパッド ページで 24 時間の時刻形式を使用します。AM、PM オプションは Date パラメータで使用できません。
ディスク容量要件
CABI (CA Business Intelligence)では、サポートされるプラットフォームごとにディスク領域要件が異なります。プラットフォームに特定のシステム要件情報は、CABI インストール メディア上の Docs サブディレクトリの「
Minimum Hardware Requirements
」にあります。具体的には、この情報は <platform
>-Supported Platforms-SP5.pdf というドキュメントにあります。<platform
> は Windows および Linux になります。重要:
「最小ハードウェア要件
」で説明されているディスク領域の要件は、絶対的な最小要件です。そのため、指定されている最小ディスク領域の 2 倍以上を確保することをお勧めします。MySQL のウイルス保護例外
Spectrum Report Manager
にはアンチウイルス ソフトウェアが搭載されていません。お好みのアンチウイルス ソフトウェアをインストールしてネットワーク環境を保護することを推奨します。重要:
データベースが破損する可能性を回避するため、アンチウイルス クライアントのローカル インスタンスによるスキャンから、MySQL データ ディレクトリおよびそのサブディレクトリを除外してください。また、これらのディレクトリはリモートのアンチウイルス インスタンスが実行するリモート スキャンからも除外してください。MySQL データ ディレクトリの現在のデフォルトの場所は
$SPECROOT
/mysql/data ですが、以前のリリースからアップグレードしている場合、このディレクトリは <CA Spectrum
Install>/SS/DDM/mysq/data または <OneClick Install
>/mysql/data のいずれかにある可能性があります。