SpectroSERVER のトラブルシューティング
casp1032jp
セカンダリ SpectroSERVER からプライマリ SpectroSERVER にフェールオーバする際に、アラームが同期されない
問題:
フォールト トレランス環境では、プライマリ SpectroSERVER からセカンダリ SpectroSERVER へのフェールオーバが発生します。プライマリ SpectroSERVER が正常に戻った後に、OneClick コンソールで、プライマリ SpectroSERVER とセカンダリ SpectroSERVER 間でアラームが同期されません。
想定される原因:
フォールト トレランス環境で、プライマリ SpectroSERVER とセカンダリ SpectroSERVER 間でアラーム同期が行われるようにするには、プライマリ SpectroSERVER とセカンダリ SpectroSERVER の両方で $SPECROOT\SS\.vnmrc ファイルに以下のエントリが必要です。
ftasv_enabled=true
解決方法:
デフォルトで、エントリ「ftasv_enabled=true」は SpectroSERVER 上の $SPECROOT\SS\.vnmrc file ファイルに存在しません。
プライマリ SpectroSERVER とセカンダリ SpectroSERVER の両方の $SPECROOT\SS\.vnmrc ファイルにこのエントリを手動で追加する必要があります。SpectroSERVER が実行中にこのファイルを変更した場合、SpectroSERVER が再起動されたときにのみ、変更が有効になります。