アーカイブ マネージャ リソース
アーカイブ マネージャ リソースは、履歴レコードの処理方法を制御する設定です。また、これらのリソースにより、アーカイブ マネージャは SpectroSERVER および DDM データベースと通信できるようになります。
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アーカイブ マネージャ リソースは、履歴レコードの処理方法を制御する設定です。また、これらのリソースにより、アーカイブ マネージャは SpectroSERVER および DDM データベースと通信できるようになります。
アーカイブ マネージャ リソースは .configrc ファイルで定義されており、このファイルは
$SPECROOT
/SS/DDM ディレクトリにあります。次に示すように、リソースは「リソース = リソース値」の形式でリストされています。
.configrc ファイルでは、以下のアーカイブ マネージャ リソースが定義されています。
- ARCH_MGR_SOCKET_NUMBERアーカイブ マネージャが VNM および SSAPI クライアントからの要求をリスンするポートを示します。デフォルト:0xbafe
- AUTO_REPAIR_DBアーカイブ マネージャが破損している DDM データベースの修復を自動的に試行するかどうかを制御します。デフォルトでは、このパラメータは .configrc ファイルにリストされていず、したがって有効ではありません。自動修復機能を有効にするには、AUTO_REPAIR_DB=TRUE を .configrc ファイルに追加します。自動修復機能を無効にするには、値を FALSE に設定するか、または .configrc ファイルからエントリを削除します。デフォルト:無効
- DDM_DATABASE_NAMEアーカイブ マネージャと DDM データベースの間の通信に必要です。デフォルト値は、CA Spectrum がインストールされると自動的に読み取られます。この値の変更は推奨されません。デフォルト:ddmdb
- DDM_DATABASE_PORTMySQL データベース サーバへの接続に使用されるポートを指定します。
- DDM_DATABASE_HOSTNAMEアーカイブ マネージャと DDM データベースの間の通信に必要です。デフォルト値は、CA Spectrum がインストールされると自動的に設定されます。この値の変更は推奨されません。デフォルト:local host
- DDM_DATABASE_PASSWORDアーカイブ マネージャと DDM データベースの間の通信に必要です。デフォルト値は、インストールの間に自動的に読み取られます。この値の変更は推奨されません。デフォルト:CA Spectrum インストール所有者ユーザ名パスワード
- DDM_DATABASE_USERNAMEアーカイブ マネージャと DDM データベースの間の通信に必要です。デフォルト値は、インストールの間に自動的に読み取られます。この値の変更は推奨されません。デフォルト:CA Spectrum インストール所有者ユーザ名
- DDM_SOCKET_NUMBER廃止されました。このリソースは将来のリリースに表示されません。
- LANDSCAPE_PRECEDENCE現在サポートされていないリソース。
- MAX_DB_CONNECTIONSアーカイブ マネージャが要求の処理に使用できる同時 MySQL 接続の最大数を指定します。デフォルト:25
- MAX_EVENT_DAYSイベント データが保存される最大日数を指定します。MAX_EVENT_DAYS を超えた古いデータはパージされます。デフォルト:45
- MAX_STAT_DAYS統計データが保存される最大日数を指定します。MAX_STAT_DAYS を超えた古いデータはパージされます。デフォルト:45
- TIME_TOLERANCE_IN_SECONDSログ データに対してレポートされるタイムスタンプと実際のログ記録時間の間の許容される最大誤差を指定します。時間許容値が大きいほど、データを効率よく圧縮でき、CPU とディスクのリソースを節約できます。ただし、この値を大きくすると、正確性が犠牲になります。デフォルト:300