データベースのロード
データベースが破損していない場合は、次のコマンドを使用して、データベースを初期化せずにバックアップ ファイルをロードできます。
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データベースが破損していない場合は、次のコマンドを使用して、データベースを初期化せずにバックアップ ファイルをロードできます。
SSdbload -l
SSdbsave ユーティリティを使用すると、SSdbload ユーティリティが作成したファイル、および CA Spectrum オンライン バックアップ ツールを使用して保存された圧縮されていないファイルの内容を、データベースにロードできます。
注：
サフィックスが .gz の圧縮ファイルをリストアするには、CA Spectrum に付属する gzip ユーティリティを使用します。このユーティリティは、SSdbsave ユーティリティが使用する形式にファイルをリストアします。SSdbload は保存ファイルを読み取って、保存された情報の種類（モデリング カタログおよびモデル）を判別します。その後、データベースから対応する情報をすべて削除し、データベースにバックアップ情報をロードします。たとえば、モデルのみが含まれる保存ファイル（-m オプションのみを使用して保存されたもの）をロードする場合、SSdbload は最初にデータベースからモデル情報をすべて削除し、次に保存ファイルからモデル情報をロードします。
同様に、カタログのみが含まれる保存ファイルをロードする場合は、データベースからカタログが削除された後、保存ファイルからカタログがロードされます。モデリング カタログとモデル情報に個別のバックアップ ファイルを作成した場合は、カタログ（モデル タイプと関係）情報を最初にロードし、次にモデル情報をロードします。
重要：
-l オプションを使用して、既存のデータベースに追加のカタログまたはモデルをロードすることはでき
ません。-l オプションは、データベースのコンテンツを追加しません。代わりに、ロードされた保存ファイルのコンテンツを特定し、ロードの前に同じタイプの既存情報をすべて削除します。以下の手順に従います。
- $SPECROOT/SS ディレクトリに移動します。
- SpectroSERVER および SpectroSERVER データベースにアクセスする他のプログラムが実行していないことを確認します。
- データベース構造にロードするファイルの名前を指定して、SSdbload コマンドを実行します。../SS-Tools/SSdbload -l <filename>注：初めてインストールしたときには、このユーティリティは$SPECROOT/SS-Tools ディレクトリにあります。場所がシステム パス ステートメントで設定されない場合は、フル パスを使用する、相対パスを使用する、ファイルを移動する、または SpectroSERVER データベースと同じディレクトリにリンクする必要があります。
- ステップ 3 でロードしたバックアップ ファイルにカタログ情報だけが含まれた場合は、モデル情報が含まれるバックアップ ファイルの名前を置き換えて、ステップ 3 を繰り返します。データベースが使用できる状態になります。