CLI の環境変数

CLI に対して以下の 4 つの環境変数を設定できます。
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CLI に対して以下の 4 つの環境変数を設定できます。
  • CLIMNAMEWIDTH
    モデル名を表示します。デフォルトでは、create、seek、および show コマンドはそれぞれ、モデル名として最大 16 文字を表示します。ただし、環境変数 CLIMNAMEWIDTH で、モデル名として最大 1024 文字を表示することを指定できます。たとえば、C シェルを使用して、次のように指定します。
    setenv CLIMNAMEWIDTH 32
    この変数は、.login ファイル、スクリプト、または単にコマンドを発行する前に設定できます。モデル名の長さに応じて、CLI セッションで何度でも設定または変更できます。
  • CLISESSID
    スクリプトで使用するための ID を表します。CLISESSID 変数を <$$> に設定します。これは、実行中のシェル スクリプトのプロセス ID を表します。この変数は、cron を使用して CLI スクリプトを同時に実行する場合に必要です。たとえば、bash シェルを使用して、次のように指定します。
    CLISESSID=<$$>; export CLISESSID
    また、DOS の代わりに bash シェルを使用して、Windows 上で CLI を実行する場合、CLISESSID 環境変数を各 CLI セッションで一意の値に設定する必要があります。たとえば、各 bash シェルに一意のタイム スタンプを指定できます。
    export CLISESSID='date +%s'
  • SPECROOT
    アラームまたはイベントの説明を表示します。SPECROOT 環境変数は、show alarms または show events コマンドで、-x オプションを指定する場合に必要です。SG-Support ディレクトリ ツリーが見つかり、コマンドからの出力を展開できる場合、この変数は SG-Support ディレクトリ ツリーからアラームまたはイベントの説明を取得します。
    UNIX では、ログイン シェルで SPECROOT 変数を指定でき、この変数を
    CA Spectrum
    ホーム ディレクトリに設定できます。以下に例を示します。
    SPECROOT=/home/<sp>; export SPECROOT
    Windows では、環境変数の設定の詳細については、システムのドキュメントを参照してください。
  • CLIPATH
    スクリプトで CLI を使用するために必要な、
    <$SPECROOT>
    /vnmsh ディレクトリのパスを表示します。