cli_script スクリプト

cli_script は、入力としてデータ ファイルを提供するときに、ほとんどの CLI コマンドをバッチ モードで実行するために使用します。datafile で指定する CLI サンプルデータ ファイルには、実行するコマンドおよびまたコマンドに渡す必要があるパラメータを示すスイッチが含まれます。このスクリプトは、コマンドがそれぞれ正常に実行されたことを確認し、実行時のログをメンテナンスします。
casp1032jp
cli_script は、入力としてデータ ファイルを提供するときに、ほとんどの CLI コマンドをバッチ モードで実行するために使用します。datafile で指定する CLI サンプルデータ ファイルには、実行するコマンドおよびまたコマンドに渡す必要があるパラメータを示すスイッチが含まれます。このスクリプトは、コマンドがそれぞれ正常に実行されたことを確認し、実行時のログをメンテナンスします。
このスクリプトの利点の 1 つは、ハンドルの代わりに名前を使用して、バッチ ファイルを作成できるということです。たとえば、16 進のモデル タイプ ハンドルではなく、モデル タイプ名を使用できます。これによりファイルの作成や読み取りが容易になりますが、本当の利点は、ユーザが作成したモデル上で後続のアクションを実行するときにあります。モデルへの 16 進のモデル ハンドルを割り当てる代わりに、名前によってモデルを参照できます。
このスクリプトの形式は以下のとおりです。
cli_script datafile
cli_script では、datafile と clean.awk の 2 つのファイルを使用します。これらのファイルも sample_scripts ディレクトリにあります。
  • datafile
    cli_script の入力が含まれています。cli_script で現在実装されている各 CLI コマンドが含まれます。このファイルの形式および構文の説明については、cli_script ヘッダ情報を参照してください。
  • clean.awk
    実行で使用される入力が含まれています。.awk ファイルは、コンソールに表示されるデータの形式を指定するために使用されます。
cli_script を使用するときは、以下の点を考慮します。
  • サンプル datafile 内の「ダミー」のネットワーク アドレス(255.255.255.255)を実際のアドレスに変更します。
  • 別のディレクトリに cli_script を移動する場合は、環境変数 SPECROOT をサポート ルート ディレクトリ(SG-SUPPORT)に更新する必要があります。
    たとえば、SG-SUPPORT ファイルが/usr/spectrum/SG-Support にある場合は、SPECROOT を /usr/spectrum に設定します。