SANM 対応の .alarmrc パラメータ
SANM がインストールされているコンピュータで AlarmNotifier を実行するときに、AlarmNotifier リソース ファイル(.alarmrc)にはいくつかの追加のパラメータが用意されています。
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SANM がインストールされているコンピュータで AlarmNotifier を実行するときに、AlarmNotifier リソース ファイル(.alarmrc)にはいくつかの追加のパラメータが用意されています。
以下のリストでは、SANM 対応のパラメータについて説明します。
- APPLICATIONこの AlarmNotifier アプリケーションを識別するアプリケーション名を定義します。ネットワーク上で複数の AlarmNotifier アプリケーションを使用する場合は、AlarmNotifier1 や AlarmNotifier2 など一意のアプリケーション名で区別します。これで、各アプリケーションで一意の SANM アラーム通知ポリシーを使用できます。AlarmNotifier を呼び出すときに n オプションを使用すると、APPLICATION パラメータ値は無視されます。デフォルト:AlarmNotifier
- GET_LOCATIONSアラームのデバイスの場所を通知するかどうかを指定できます。ロケーション情報が必要ない場合は、このパラメータを False に設定します。False を設定した場合、アラーム通知ポリシーでフィルタ パラメータとして指定されている場所が無効になるため、ネットワーク トラフィックが軽減されます。
- GET_PROBABLE_CAUSES各アラームに関連付けられている想定される原因テキストを受信するかどうかを指定できます。想定される原因情報が必要ない場合は、このパラメータを False に設定してください。AlarmNotifier のパフォーマンスが向上します。デフォルト:True
- GET_EVENTSアラームに関連付けられているイベント メッセージを受信するかどうかを指定できます。イベント情報が必要ない場合は、このパラメータを False に設定します。イベントを除外すると、AlarmNotifier が生成するネットワーク トラフィックが減少し、パフォーマンスが向上します。デフォルト:True
- GET_FLASH_GREENモデルのフラッシュ グリーン ステータスを表示するかどうかを指定できます。ClearScript はフラッシュ グリーン ステータスを表示する唯一のスクリプトです。モデルに対して[フラッシュ グリーン]が有効であると、アラームがクリアされた後でも、モデルはフラッシュ グリーンを続けます。点滅しているステータスは、アラームが発生したものの、現在は存在していない場合があることを示します。GET_FLASH_GREEN の値が False に設定される場合、フラッシュ グリーン ステータスは false として ClearScript に常に渡されます。True に設定すると、フラッシュ グリーン ステータスは False または True として正しく渡されます。デフォルト:True
- MSG_TIMESTAMP_FORMATすべての SANM メッセージでのタイムスタンプの形式を設定します。出力文字列の最大長は 127 文字です。変換文字列以外の文字はすべてタイムスタンプ内のテキストとして出力されます。デフォルトの設定は %X %x: です。タイムスタンプの後にコロン(:)が追加されます。たとえば、現在のロケールおよびタイム ゾーン名の日時を出力するには、値として文字列 %x %X %Z を入力します。空白の場合は、タイムスタンプがメッセージに出力されません。不正な文字列を入力すると、その文字列が出力にテキストとして表示されます。
- POLICY_LANDSCAPEAlarmNotifier がすべての SANM ポリシー定義に使用するランドスケープを指定できます。このパラメータは、SANM .sanmrc ファイル内の POLICY_LANDSCAPE 設定で機能します。
- SHOW_ALL_EVENTSアラームに対して生成された最新のイベントまたはすべてのイベントを受信するかどうかを指定できます。False に設定すると、AlarmNotifier は最新のイベントだけを転送します。たとえば、アラームがイベントに基づいて作成され、その後そのアラームのステータスが更新されたと仮定します。アラームのステータスが変更になったときに、そのアラームに関連するイベントがもう 1 つ生成されました。このような場合、AlarmNotifier は 2 番目のイベントのステータスだけを受信します。このタイプのフィルタリングの目的は、すでに転送されているイベントを排除することです。たとえばイベント メッセージがページとして送信される場合など、メッセージのサイズが関係する場合、フィルタリングは特に重要です。デフォルト:false
- GET_EXISTING_ALARMS既存のすべてのアラームを受信するかどうかを指定します。デフォルト:True
- UPDATE_EXISTING_ALARMS既存のアラームを更新するかどうかを指定します。このオプションを True に設定すると、既存のアラームに対しては設定スクリプトが呼び出されないため、GET_EXISTING_ALARMS とは異なります。デフォルト:True
- ENABLE_CORRELATIONすべてのアラームに対してアラーム相関認識機能を有効化できます。SHOW_SYMPTOM_ALARMS パラメータの値によって、原因アラームに関連付けられている兆候アラームを表示するかどうかが決まります。デフォルト:false
- SEND_EVENT_UPDATESイベントがアラームに追加されたら、更新アクションをトリガするかどうかを指定できます。デフォルト:True