AlarmNotifier の起動

AlarmNotifier は <$SPECROOT>/Notifier ディレクトリにあります。デフォルトでは、このディレクトリには以下のファイルが含まれています。
casp1032jp
AlarmNotifier は <
$SPECROOT
>/Notifier ディレクトリにあります。デフォルトでは、このディレクトリには以下のファイルが含まれています。
  • .alarmrc
  • AlarmNotifier
  • ClearScript
  • README
  • SetScript
  • UpdateScript
AlarmNotifier には、以下の追加ファイルおよびディレクトリが含まれています。
  • AlarmAck
    アラームを確認します。
  • AlarmClear
    アラームをクリアします。
  • Trace
    トレース ファイルを表示します。
AlarmNotifier を起動するには、<
$SPECROOT
>/Notifier ディレクトリの以下の AlarmNotifier コマンドを使用します。
AlarmNotifier [-r resourcefile] [-n application][-tl summary|details [-tn tracefile] [-ts size]]
  • -r
    resourcefile
    デフォルトのリソース ファイル .alarmrc 以外のリソース ファイルを指定できます。
  • -n
    application
    リソース ファイルで APPLICATION パラメータによって指定されるアプリケーション名値を上書きできます。AlarmNotifier アプリケーション インスタンスに別の名前を指定できます。このオプションでは、AlarmNotifier の複数のインスタンスを開始し、それぞれ異なる SANM アラーム フィルタリング ポリシーと関連付けることができます。リソース ファイル内の APPLICATION パラメータに名前が割り当てられていない場合、スタートアップ時に -n オプションを使用して、アプリケーション名を指定します。
  • -tl summary | details
    指定されたレベル(サマリまたは詳細)でトレースをアクティブ化できます。AlarmNotifier トレース ファイルのデフォルトの形式は、アプリケーション名と、トレース ファイルが作成された日付の組み合わせです。
  • -tn
    tracefile
    -tl オプションが使用されている場合にのみ指定される、デフォルト名以外のトレース ファイル名を指定できます。このオプションは
    -tl
    オプションと一緒に使用します。
    トレース ファイル オプションを使用した場合、デフォルトでは、出力ファイルは <
    $SPECROOT
    >/Notifier/trace ディレクトリに書き込まれます。明示的に出力ファイルの名前およびパスを指定するには、[-tn filename] オプションを使用します。<
    filename
    > が相対パスの場合、トレース出力は現在のディレクトリを基準としたファイルに書き込まれます。<
    filename
    > が絶対パスの場合、トレース出力は絶対パスを書き込まれます。
  • -ts
    size
    トレース ファイル内の行数を指定できます。このオプションは
    -tl
    オプションと一緒に使用します。アプリケーションはこの行数分をファイルに書き込み、それを超えた分については折り返してファイルの先頭に戻ります。エントリには順に番号が付けられ、最後のエントリの後に END OF TRACE 行が追加されます。トレース ファイルのデフォルトの行数は、10000 です。
CA Spectrum を上位リリースに移行する場合は、「.alamrc」ファイルの以下の設定を確認します。
  • スクリプトへのパスが正しい。
  • 「ClearScript」スクリプトに対するすべての権限がある。
これらの設定が正しくない場合、AlarmNotifier は起動しません。