ポリシーのトレース
内容
casp1032jp
内容
SANM 対応アプリケーションでポリシーがどのように機能しているかに関する情報を収集するために、アプリケーションの起動時に、そのアプリケーションについて詳細なトレース ファイルまたはサマリ トレース ファイルの作成を有効にできます。
- 詳細トレース ファイル: そのポリシーが評価されたときに一致しなかったポリシー アラームのフィルタを示します。
- サマリ トレース ファイル: そのアプリケーションが開始された場合に関連するアプリケーションにアラーム通知が渡される時間を示します。サマリ トレース ファイルには、ポリシーで指定された条件を満たさないアラームに関する情報は含まれません。
ポリシー ベースのアクションのレコードは、SANM によって、意思決定ツールとして使用されます。その結果は、アプリケーションにとって正しいポリシーがあることを確認するか、ポリシーを調整するように強制する場合があります。たとえば、アプリケーションに渡すはずのアラームを間違って除外していることを検出できます。
サマリ トレース ファイル
サマリ トレース ファイルには、以下のように、アプリケーションに送信されたすべてのアラーム通知(設定、クリア、更新)のサマリが含まれています。
05/24/2000 15:48:44 SANM Trace Entry 1 Notification sent to AlarmNotifier for Alarm 52 set on landscape 0x540000 05/24/2000 15:48:44 SANM Trace Entry 2 Notification sent to AlarmNotifier for Alarm 21 updated on landscape 0x540000 05/24/2000 15:48:44 SANM Trace Entry 3 Notification sent to AlarmNotifier for Alarm 26 cleared on landscape 0x540000
サマリ トレース ファイルでは、ポリシーに失敗したアラームは示されません。
詳細トレース ファイル
詳細なトレース ファイルには、ポリシーの条件を満たすアラームと満たさないアラームのエントリが含まれます。アラームのエントリには、フィルタ パラメータ値と比較されるアラーム属性値が含まれます。ALARM VALUES と FILTER VALUES の間の MATCH の下の矢印は、一致を示します。値が一致しない場合、矢印は表示されません。
以下の例は、ポリシーを渡されるアラームを示すトレース ファイルを示しています。

アラームがポリシーに失敗したことを示すトレース ファイルの例を以下に示します。
