.alarmrc リソース ファイルのカスタマイズ

内容
casp1032jp
内容
.alarmrc リソース ファイル(Notifier ディレクトリに保存される)には、AlarmNotifier の運用上のパラメータが含まれます。以下の方法でリソース ファイルを変更できます。
  • AlarmNotifier 起動前に CA Spectrum が生成するアラームを AlarmNotifier が処理するかどうかを指定します。
  • AlarmNotifier に渡す任意の CA Spectrum 属性を指定します。
  • SetScript、ClearScript、または UpdateScript をカスタム スクリプトに置換します。
  • AlarmNotifier が接続する SpectroSERVER を指定します。
  • 展開する予定がない AlarmNotifier アクションを指定するパラメータを無効にし、ネットワーク トラフィックの削減します。
    注:
     パラメーターをコメントアウトしても、パラメータは無効になりません。代わりに、パラメータのデフォルト値が使用されます。
以下の手順に従います。
  1. <$SPECROOT>
    /Notifier ディレクトリに移動し、.alarmrc ファイルのバックアップ コピーを作成します。
  2. 好みのテキスト エディタでファイルを開きます。
  3. オプションのパラメータをオフにすることにより、または新しいパラメータ値の入力することによりファイルを編集します。パラメータに False の値を指定するか、または値を空白のままにすることによりパラメータを無効にできます。
    注:
    必須のパラメータを無効にしたり、パラメータを削除したりしないでください。
  4. ファイルを[保存して閉じる]、AlarmNotifier を再起動します。
    変更内容は、AlarmNotifier が再起動されるときに有効になります。
.alarmrc のパラメータ
AlarmNotifier と共に提供されているリソース ファイル パラメータを以下のリストに示します。詳細については、「SANM (SPECTRUM Alarm Notification Manager)」を参照してください。
  • LANDSCAPE
    AlarmNotifier が接続する最初の SpectroSERVER ホストを特定します。ここには名前を 1 つだけ入力します。LANDSCAPE が定義されていない場合、AlarmNotifier はデフォルトで VNM ランドスケープ マップで最初のランドスケープを使用します。情報ウィンドウにデフォルトのランドスケープ ハンドルが表示されます。
  • VNM_MAIL_TIMEOUT
    メール サービスが SpectroSERVER からの応答を待機し、要求がキャンセルされるまでの最小時間を指定します。
    デフォルト:
    60,000 ミリ秒(1 分)
  • VNM_CONNECT_TIME_LIMIT
    AlarmNotifier と SpectroSERVER の間での初期 TCP 要求がタイムアウトするまでの最小遅延を指定します。
    デフォルト:
    60,000 ミリ秒(1 分)
  • KEEP_ALIVE_TIMEOUT
    キープ アライブ要求がタイムアウトになるまでの時間の量を指定します。
    デフォルト:
    30,000 ミリ秒(30 秒)
  • KEEP_ALIVE_INTERVAL
    SpectroSERVER に送信されるキープ アライブ要求間の時間の量を指定します。キープ アライブ要求は、SpectroSERVER が AlarmNotifier に接続しているかどうかをチェックします。AlarmNotifier が要求に対する応答を受信していない場合は、SpectroSERVER から切断されます。SpectroSERVER がこれらの要求に応答するのに低速である場合、この値を大きくすることによって、AlarmNotifier が SpectroSERVER から切断されるのを防ぐことができます。
    デフォルト:
    60,000 ミリ秒(1 分)
  • SEND_ALARM_DELAY
    連続するアラーム通知間の最小の遅延を指定します。
    デフォルト:
    1,000 ミリ秒(1 秒)
  • GET_GRAY_INITIAL_ALARMS
    灰色の初期アラームを受信するかどうかを指定します。灰色または初期アラームが必要ではない場合は、このパラメータを FALSE に設定します。この設定は、AlarmNotifier が生成するネットワーク トラフィックを縮小し、そのパフォーマンスを改善します。
  • GET_EXISTING_ALARMS
    AlarmNotifier が呼び出されたときに存在するアラームに関するレポートを受信するかどうかを指定します。指定しない場合、AlarmNotifier が呼び出された後で発生したアラームのレポートのみを受信します。アラーム通知とアラーム通知の間には、「SpectroSERVER からのアラームをさらに待機する」という内容のメッセージが表示されます。