スクリプトの変更
内容
casp1032jp
内容
AlarmNotifier スクリプトを変更して、AlarmNotifier のアクションと出力をカスタマイズできます。指定された受信者への電子メール通知を開始するようにスクリプトを設定できます。また、スクリプトをカスタマイズして、アラーム移行通知が提供する情報の範囲を制限したり、サードパーティ アプリケーションと統合したりすることができます。
スクリプト内での電子メール通知の有効化
各 AlarmNotifier スクリプトに含まれる 2 つのパラメータ(SENDMAIL と VARFORMAIL)を設定して、トラブルシュータにアラームを伝える電子メール通知を有効にできます。1 つ以上のスクリプトについて電子メール通知を有効にできます。
注:
誤って削除した場合に備えて、デフォルトのスクリプト設定を保持するために、編集する予定のデフォルト スクリプトのバックアップ コピーを作成してください。以下の手順に従います。
- <$SPECROOT>/Notifier ディレクトリ、またはスクリプトが保存されるディレクトリに移動します。
- スクリプトをテキスト エディタで開きます。注:スクリプトはすべて連続的に実行されます。そのため、AlarmNotifier を停止せずに、スクリプトを編集できます。
- スクリプトで SENDMAIL パラメータを True に設定します。
- VARFORMAIL パラメータを RepairPerson に設定します。
- スクリプトを保存して閉じます。電子メールは、[アラーム]タブ内のアラームに割り当てられたトラブルシュータに送信されます。この担当者は、アラームが発生したランドスケープの承認されたユーザ(またはユーザ モデル)である必要があります。注:アラームが発生した後で、RepairPerson の値が設定されます。その結果、メールは設定アクションに応じて(SetScript を使用して)送信できません。ただし、SANM も使用している場合は、設定アクションの結果として送信されるようにメールを設定できます。詳細については、「SANM (SPECTRUM Alarm Notification Manager)」を参照してください。
Windows プラットフォーム上のメール サービス
Windows で、AlarmNotifier スクリプトが電子メール通知を送信できるように、メール サービスを有効にするためにメール コマンドを使用します。
AlarmNotifier が起動する前に、この手順を実行します。そうしなかった場合、メール サービスを設定してから AlarmNotifier を起動するように求めるエラー メッセージが表示されます。
メール コマンド パラメータ
ターミナルのウィンドウからのメール コマンドを実行するとき、いくつかのパラメータは必須です。このようなパラメータを以下に示します。
- -mリターン ホスト名です。リターン ホストは、受信メールが受信されるコンピュータです。
- -hSimple Mail Transfer Protocol (SMTP)ホスト、つまり送信電子メールが処理されるコンピュータです。
- -uユーザ名です。
注:
AlarmNotifier はポケベルに通知を送信できます。この設定をテストするには、まず有効なローカル メール アカウントに通知を送信するように AlarmNotifier を設定することをお勧めします。その後、ポケベルに通知を送信するためにメール サービスを再設定できます。メール サービスの設定
AlarmNotifier が電子メール通知を送信できるように、Windows 上でメール サービスをセットアップできます。
以下の手順に従います。
- メール サーバ管理者に問い合わせて、メール コマンド パラメータの正しい値を確認します。
- bash シェルを開きます。
- 以下のコマンドを入力します。mail -m your-company.com -h smtp.your-company.com -u usernameコマンドが正常に完了すると、コマンド使用状況リストが表示されます。
- 設定が完全であることを確認するには、HKEY_CURRENT_USER/Software/SMail のレジストリ エントリを表示します。hostname、smtphost、および username キーに、コマンド文字列で指定した情報が含まれています。