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CA Spectrum サービスは、いくつかの論理的なビジネス サービスを表すモデルです。たとえば、ルータ モデルは物理デバイスのステータスを表し、同様に、サービス モデルはビジネス サービスのステータスを表します。
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CA Spectrum サービスは、いくつかの論理的なビジネス サービスを表すモデルです。たとえば、ルータ モデルは物理デバイスのステータスを表し、同様に、サービス モデルはビジネス サービスのステータスを表します。
サービス モデルにはリソースとリソースの動作を示すポリシーがセットで含まれます。サービス リソースは、ビジネス サービスの可用性を集合的に提供または支援するその他の CA Spectrum モデルです。サービスは、そのリソースが利用できる場合にのみ、利用可能となります。同様に、サービス モデルはそのリソースの可用性を監視し、その健全性または可用性を確定します。そのサービス ポリシーに集合的なリソース可用性を適用することで、サービス モデルはそれが表すビジネス サービスのリアルタイムの健全性を示すことができます。
サービス モデルは、CA Spectrum の他のタイプのモデルと異なります。この情報を確認するには、以下の手順に従います。
  • IT 管理に共通する一部のパターンについて考察します。たとえば、冗長デバイス、ホットスワップ対応バックアップ、負荷分散サーバ、クラスタ化されたリソース、プールされたリソースです。
  • これらのパターンを利用し、特定のビジネス サービスをサポートする仕組みを検証します。最も古く、最も一般的なビジネス サービスの 1 つが DNS です。DNS はクリティカルであるため、複数の DNS サーバを展開できます。DNS はパフォーマンスを改善し、DNS 失敗のリスクを軽減します。
  • DNS 専用の 2 つのサーバを持つ環境で DNS サービスのリアルタイム ステータスを表します。CA Spectrum のホスト モデルとしてサーバ自体を監視します。ホスト モデルを見れば、サーバとの接続が失われた場合に状況を理解できます。また、ホスト モデルはさまざまなその他の潜在的なシステム障害に関する情報を提供します。SPM テストを作成し、各サーバが応答することを検証できます。また、サーバ上のクリティカルなプロセスまたはファイル システムを監視できます。
DNS の可用性
DNS は両方のサーバが機能しているときに使用できます。サーバの 1 つがダウンしても、依然として DNS は使用可能です。ただし、両方のサーバがダウンすると、DNS は使用できません。ホスト モデル、SPM テスト、監視対象プロセス、ファイル システムはすべて個別のモデルです。それらのいずれにも障害が発生してアラームを生成する可能性があります。アラームを参照して DNS の使用可否を判断できますが、このようなモデルの小さな集まりでは複雑になり、間違いを犯しやすくなります。
CA Spectrum Service Manager を使用することによって、この複雑さに対処できます。サービス モデルを使用し、ホスト モデル、SPM テスト、プロセス、ファイル システムを整理し、DNS サービスとそのサービスの可用性を表すことができます。
以下の図は、CA Spectrum Service Manager の DNS を実装するプロセスを示しています。
 
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