段階 III: 継続的な調整

段階 III は継続的な段階と見なすことができます。ソリューションがどれだけ完全であるかに見えるかにかかわらず、さらに改善する余地があるものです。段階 III では、最も複雑なリソース障害に対してリソース監視機能を拡張できます。段階 III 用のエンド ポイントを定義するのは困難ですが、1 つのガイドラインは、解決プロセスを考慮することです。解決プロセスが障害にかかわらず同じである場合、監視機能は十分に詳細です。特定のタイプの障害に対して新しいリソース監視を絶えず追加したくなるものですが、このようなタスクが役立つのは、対処方法が各障害に対して異なる場合のみです。
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段階 III は継続的な段階と見なすことができます。ソリューションがどれだけ完全であるかに見えるかにかかわらず、さらに改善する余地があるものです。段階 III では、最も複雑なリソース障害に対してリソース監視機能を拡張できます。段階 III 用のエンド ポイントを定義するのは困難ですが、1 つのガイドラインは、解決プロセスを考慮することです。解決プロセスが障害にかかわらず同じである場合、監視機能は十分に詳細です。特定のタイプの障害に対して新しいリソース監視を絶えず追加したくなるものですが、このようなタスクが役立つのは、対処方法が各障害に対して異なる場合のみです。
専門知識のレベルに応じて、特定のサービスに関する他のドメインの専門家との連携が必要になる可能性が最も高いのが、この段階です。
アプリケーション ベースのサービスを扱う場合は、監視できるアプリケーション固有のリソースに関する情報を収集します。たとえば、特定のプロセス、ファイル システム、ログ ファイルなどです。アプリケーションのこれらのさまざまな側面について、新しいサービスおよびリソース監視を追加します。また、特定の接続ポート用の監視も追加できます。可能な場合は、特定のトランザクションも追加できます。
段階 III の一部として、設定変更に対する監視機能を追加します。それには、ネットワーク設定ポリシーの監視、およびサーバ設定ユーティリティが含まれます。サービスを低下させるか、影響を与える可能性のある設定変更を探します。
可能な場合は、さまざまなアプリケーションまたはネットワーク用に、ユーザ アクセスの監視とセキュリティ メカニズムを含めます。
特定の障害がサービス リソースで発生しない場合でも、サービスが影響を受けるシナリオを探します。また、リソース障害の組み合わせによって、サービスが異なる影響を受けるインスタンスを探します。
障害の追加のタイプを探すために、再度サービス リソースに関する以下のステートメントを完成させてください。
  • ______ プロセスが実行されていなければ、サービスは動作しません。
  • ______ がアクセスを制限していれば、サービスは動作しません。
  • _______ キューがいっぱいであれば、サービスは動作しません。
  • _______ がアーカイブしていれば、サービスは動作しません。
  • _____ がユーザを認証しなければ、サービスは動作しません。
リソースのセットを展開しているサービスへの新しいリソース監視機能で、サービスの範囲において障害が発生するたびに、サービスの正確性が向上します。
段階 III が完了するタイミングを定義するのは困難です。以前に識別されなかった新しいリソース障害が検出されます。設計でこれらの新しい障害に対応できることが理想的です。新しい障害が検出されるごとにリソース監視を適応させ、次回にその障害が発生したら、それによるサービスへの影響度を正しく理解できるようにします。