段階 II: 重大なリソース監視機能の追加
段階 II の目標は、サービス モデルの正確性を向上させることです。正確性を向上させることについて、以下の 2 つのことを期待できます。
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段階 II の目標は、サービス モデルの正確性を向上させることです。正確性を向上させることについて、以下の 2 つのことを期待できます。
- より潜在的な障害を包含するためのリソース監視機能の追加と、誤りのサービス停止を発生させる可能性があるリソース監視設定の除去。
- サービスが稼働中かダウンしているかを単に示す代わりにさまざまなレベルのサービス低下を識別できるようにするための、リソース監視機能の強化。
通常、段階 II では、段階 I で作成したより低いレイヤ サービスと、段階 I で識別された空のサービスを表示できます。
段階 II については、新しいリソース監視機能を追加することにより、低いレイヤ サービスの多くを展開できます。以下の微妙な障害を含めて、リソースに関するステートメントを完成してください。
- _________ が利用可能でなければ、サービスは動作しません
- _________ が応答していなければ、サービスは動作しません
- _________ が実行していなければ、サービスは動作しません
- _________ が見つからなければ、サービスは動作しません
- _________ が低速であれば、サービスは動作しません
- _________ が最大容量であれば、サービスは動作しません
サービス ヘルスを低下させるリソース障害を識別するため、以下のステートメントを完成させてください。
- _______ がダウンしていれば、サービスは低速になります
- _______ が利用可能でなければ、サービスは動作しない可能性があります
- ________にアクセスできなければ、サービスはこれらの機能を実行できません
- _______ が最大容量であれば、サービスはすべてのリクエストを処理できません
段階 II で、システム リソース、パフォーマンス統計、およびレスポンス回数の監視機能を追加し始めることができます。サービスがデバイスの代わりに依存する特定のインターフェースなどの、より個別のリソースを識別することにより、既存のサービス リソースの精度を上げることができます。
リソース モデルの状態またはステータスを監視することに加えて、新しいリソース監視を追加して、モデルのパフォーマンスを表現するその他の属性の値を評価できます。
段階 II の全体にわたって、その他のサービスが依存する、微妙ではあるが重大な機能を包含する多くの新しいサービス モデルを識別します。
特にアプリケーション サーバが別のアプリケーションに依存する場合は、サービス間の依存関係を探します。ネットワーク設定が安全なアクセスまたはサービスの品質に関するデータ処理にとって重要な領域を探します。
ここでも、各サービスの複雑さについてはあまり深く注目しないようにしてください。段階 II の機能強化は、多くのサービスに共通した調整のタイプに制限します。たとえば、アプリケーションにかかわらず、システム リソースは可用性に影響します。さらに、ネットワークのさまざまな部分間のレスポンス時間が遅い場合、多くのより高いレベルのサービスに影響を与えます。
特に、まだリソース監視を展開してアプリケーション固有の詳細を含めないでください。このタイプの監視は段階 III で対応できます。
十分なリソース監視機能を追加したら、段階 II は完了です。特定のアプリケーション障害を除いて、ソリューションは、企業におけるはるかに幅広いタイプの障害を処理できるようになりました。同様に、さまざまなレベルのサービス低下をレポートできるようになりました。