Service Manager ポリシーの説明

内容
casp1032jp
内容
ポリシー ID のマッピング
Service Manager で提供される標準の監視ポリシーでの、ウォッチ対象属性と監視ポリシー ID(1-21)の対応を以下の表に示します。
注:
ユーザが定義したポリシーは、ID の値が 1000 から始まります(1001、1002、のように 1 ずつ増えます)。
ユーザが定義したポリシー ID を表示するには、http://<server>:CA Portal/spectrum/slm/ policyrep.jsp のリンクへアクセスしてください。
ウォッチ対象の属性(AttrToWatch)
監視ポリシー ID(MonitorPolicy_ID)
ポリシー
Condition_Value
1
条件
2
条件
3
条件
4
条件
5
RM_Condition
6
RM_Condition
7
RM_Condition
8
RM_Condition
9
Contact_Status
10
Contact_Status
11
Contact_Status
12
Contact_Status
13
Port_Status
14
Port_Status
15
Port_Status
16
Port_Status
17
LatestErrorStatus
18
LatestErrorStatus
19
LatestErrorStatus
20
LatestErrorStatus
21
Condition Value Sum Greater Than Or Equal
ウォッチ対象の属性: Condition_Value
デフォルトの理由: 状態の値が、許容されているしきい値に違反した。
このポリシーは、Service Manager の他の標準ポリシーとは異なります。その他のポリシーには属性マップが含まれます。属性マップは、監視される属性を定義します。このポリシーは、サービスと関連付けられるすべてのリソース用の Condition_Value(0x1000b)属性の集計値を監視します。
ルール セット
  • 監視対象のすべてのリソースについて Condition_Value 属性の合計が、Red_Threshold(0x10012)の値と等しいか、またはそれよりも大きい場合には、サービスが「ダウン」します。
  • 監視対象のすべてのリソースについて Condition_Value 属性の合計が、Orange_Threshold(0x10011)の値と等しいか、またはそれよりも大きい場合には、サービスが「低下」します。
  • 監視対象のすべてのリソースについて Condition_Value 属性の合計が、Yellow_Threshold(0x10010)の値と等しい、またはそれより大きい場合には、サービスが「やや低下」します。
適切に動作させるためには、サービス モデルでの Red_Threshold、Orange_Threshold、および Yellow_Threshold の値の調整や、サービスのコンポーネント リソース モデルでの Value_When_Red(0x1000e)、Value_When_Orange(0x1000d)、または Value_When_Yellow(0x1000c)の値の調整が可能です。
ポート ステータスのポリシー
ウォッチ対象の属性: Port_Status
デフォルトの理由: ポート ステータスの低下
値のマッピング
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「ダウン」、「無効」、または「到達不可」の場合は「ダウン」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「稼働中」の場合は「稼働中」
Port Status High Sensitivity
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
Port Status Low Sensitivity
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「低下」します。
Port Status Redundancy
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「やや低下」します。
Port Status Percentage
  • リソースの 75% がダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • リソースの 50% がダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • リソースの 25% がダウンした場合、サービスは「わずかに低下」します。
ポート ステータス - 自動設定
PollPortStatus は、サービスまたはリソース監視に対して追加、あるいは削除されるインターフェース モデルについて自動的に設定されています。ポート ステータスについて以下のシナリオを確認します。
  • インターフェース モデルの PollPortStatus が偽(つまり「いいえ」)の場合、モデルがサービスまたはリソース監視に追加されると、PollPortStatus は真(つまり「はい」)に設定されます (偽を表す OneClick の表示属性は「いいえ」として表示され、真を表す属性は「はい」として表示されます)。
  • インターフェース モデルの PollPortStatus が True の場合、モデルがサービスまたはリソース監視に追加されても、設定は変わりません。サービスまたはリソース監視からモデルが削除されても、PollPortSTatus の値は真のままになります。
  • この機能については注意点があります。PollPortStatus が偽から真に自動的に更新されるようなシナリオでは、情報は、稼働中の SpectroSERVER のライフサイクルでのみ保持されます。これは、インターフェースが追加されてから削除されるまでの間に SpectroSERVER がシャットダウンした場合、インターフェースがサービスから削除されても、PollPortStatus は偽には戻らないことを意味します。
状態のポリシー
ウォッチ対象の属性: Condition_Value
デフォルトの理由: 不良な状態
値のマッピング
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「重大」または「抑制」の場合は「ダウン」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「メジャー」の場合は「低下」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「マイナー」の場合は「やや低下」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「正常」の場合は「稼働中」
Condition High Sensitivity(デフォルト ポリシー)
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • いずれか 1 つのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがやや低下した場合、サービスは「やや低下」します。
Condition Low Sensitivity
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • すべてのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • すべてのリソースがやや低下した場合、サービスは「やや低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースが低下した場合、サービスは「やや低下」します。
Condition Redundancy
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • すべてのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • すべてのリソースがやや低下した場合、サービスは「やや低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「やや低下」します。
Condition Percentage
  • リソースの 75% がダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • リソースの 50% がダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • リソースの 25% がダウンした場合、サービスは「わずかに低下」します。
レスポンス時間のポリシー
ウォッチ対象の属性: LatestErrorStatus
デフォルトの理由: レスポンス時間の劣化
値のマッピング
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「タイムアウト」または「しきい値 - 重大」の場合は「ダウン」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「しきい値 - メジャー」の場合は「低下」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「しきい値 - マイナー」の場合は「やや低下」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「OK」の場合は「稼働中」
Response Time High Sensitivity
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • いずれか 1 つのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
Response Time Low Sensitivity
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • すべてのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースが低下した場合、サービスは「やや低下」します。
Response Time Redundancy
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • すべてのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「やや低下」します。
Response Time Percentage
  • リソースの 75% がダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • リソースの 50% がダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • リソースの 25% がダウンした場合、サービスは「わずかに低下」します。
サービス ヘルスのポリシー
ウォッチ対象の属性:RM_Condition
デフォルトの理由:不正なサービス ヘルス
値のマッピング
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「ダウン」の場合は「ダウン」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「低下」の場合は「低下」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「やや低下」の場合は「やや低下」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「稼働中」の場合は「稼働中」
Service Health High Sensitivity
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • いずれか 1 つのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがやや低下した場合、サービスは「やや低下」します。
    注:
     これは SM_Service モデルのデフォルト ポリシーで、リソース監視モデル/監視グループ/SM_AttrMonitor モデルを監視します。
Service Health Low Sensitivity
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • すべてのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • すべてのリソースがやや低下した場合、サービスは「やや低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースが低下した場合、サービスは「やや低下」します。
Service Health Redundancy
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • すべてのリソースが低下した場合、サービスは「低下」します。
  • すべてのリソースがやや低下した場合、サービスは「やや低下」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「やや低下」します。
Service Health Percentage
  • リソースの 75% がダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • リソースの 50% がダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • リソースの 25% がダウンした場合、サービスは「わずかに低下」します。
接続ステータスのポリシー
ウォッチ対象の属性: Contact_Status
デフォルトの理由: 接続ステータスの劣化
値のマッピング
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「切断」の場合は「ダウン」
  • サービス ヘルス = ウォッチ対象の属性値が「確立」の場合は「稼働中」
Contact Status High Sensitivity
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
Contact Status Low Sensitivity
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「低下」します。
Contact Status Redundancy
  • すべてのリソースがダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • いずれか 1 つのリソースがダウンした場合、サービスは「やや低下」します。
Contact Status Percentage
  • リソースの 75% がダウンした場合、サービスは「ダウン」します。
  • リソースの 50% がダウンした場合、サービスは「低下」します。
  • リソースの 25% がダウンした場合、サービスは「わずかに低下」します。