Report Manager の DB スキーマ

 CA Spectrum Report Manager では、「reporting」という名前の MySQL データベースを使用してデータを格納します。別のデータベース「srmdbapi」にはレポート DB に基づくビューがあり、データのクエリを実行できます。 このセクションでは、ユーザが自分のクエリを実行し、独自のレポート ツールを使用できるように、「reporting」データベースおよび「srmdbapi」データベース内のすべてのデータベース テーブルおよびビューの概要を示します。
casp1032jp
基本の説明
 CA Spectrum Report Manager では、「reporting」という名前の MySQL データベースを使用してデータを格納します。別のデータベース「srmdbapi」にはレポート DB に基づくビューがあり、データのクエリを実行できます。 このセクションでは、ユーザが自分のクエリを実行し、独自のレポート ツールを使用できるように、「reporting」データベースおよび「srmdbapi」データベース内のすべてのデータベース テーブルおよびビューの概要を示します。
起動時に CA Spectrum Report Manager は、OneClick 経由で SpectroSERVER ごとにプライマリ アーカイブ マネージャからデータを取得し、SRM データベースにデータを格納します。
データベースへの接続
ユーザは、「ターミナル ウィンドウ」または DOS プロンプト(Windows の[スタート]-[実行]-[cmd])を使用して、SRM データベース(OneClick サーバ マシンにあります)に接続できます。
OneClick ホストで実行されている MySQL SRM DB インスタンスに接続するには、以下の手順に従います。
  1. $SPECROOT/mysql/bin ディレクトリに移動します。
  2. 「mysql -uroot –proot」を実行して、mysql DB システムに接続します。
  3. 「use reporting;」を実行します(最後に ; を付けることを忘れないでください)。
  4. これで、ユーザはいずれかの SELECT ステートメントを実行して、データをフェッチし、表示できます(ステートメントの最後に ; を付けることを忘れないでください)。
  5. 完了したら、「quit」を実行して接続を切断します。
また、「MySQL Workbench」などのユーティリティを使用して、SRM データベースに接続し、必要なクエリを実行することをお勧めします。
ユーティリティを利用して別のボックスから SRM データベースにリモート接続する場合は、GRANT コマンドを実行して、そのホストから MySQL DB にアクセスできるようにする必要があります。
  1. $SPECROOT/mysql/bin ディレクトリ(たとえば、/usr/Spectrum/mysql/bin)に移動します。
  2. 「mysql -uroot -proot」コマンドで mysql にログインします。
  3. ログインしたら、コマンド「grant all privileges on *.* to 'root'@'< DB にアクセスしているマシンの IP アドレス>' identified by 'root';」を使用します。
  4. たとえば、「grant all privileges on *.* to 'root'@'10.132.15.160' identified by 'root';」とします(これで、ホスト 10.132.15.160 で実行されている MySQL Workbench から reporting データベースにアクセスできます)。
 アクセスが許可されたら、データベースに接続でき、MySQL Workbench を使用してクエリを実行できます。
このセクションでは、「reporting」データベースのテーブルおよびビューについて説明します。
reporting データベースのテーブルを使用してサンプル クエリを作成する方法を確認する場合は、。 
このセクションでは、「srmdbapi」データベースのビューについて説明します。