MSCS の[カスタム]サブビュー
内容
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内容
コンポーネント詳細画面内の[カスタム]サブビューは、クラスタ環境内のコンポーネントに関する詳細情報を提供します。次のものにより、MSCS クラスタに固有の情報を表示できます。
- MSCS コンポーネント(クラスタ、クラスタ ノード、リソース グループ、リソース)
Microsoft Cluster Manager
Microsoft Cluster Manager(MSCS AIM)で提供されるサブビューを使用すると、以下の情報を表示できます。
- Microsoft Cluster Manager ホストに固有の情報。データには、エージェント バージョン、エージェント ポーリング間隔、および MSCS AIM MIB (CAMSCS-MIB)が最後に更新された日時が含まれます。また、これらのビューから MSCS AIM ポーリング間隔を制御できます。
- AIM に登録されたクラスタのリスト。
- この MSCS AIM が管理するすべてのクラスタ コンポーネントに関する情報を統合。
以下の手順では、Microsoft Cluster Manager の情報を表示する方法について説明します。
以下の手順に従います。
- ユニバース階層またはトポロジ内の Microsoft Cluster Manager モデルを選択します。コンポーネント詳細画面は、選択された Microsoft Cluster Manager の情報を表示します。
- コンポーネント詳細画面内の[情報]タブで、[Microsoft Cluster Manager]サブビューを展開します。展開されたサブビューが、以下のように表示されます。
以下のサブビューが Microsoft Cluster Manager で利用可能です。
- 設定Microsoft Cluster Manager に固有の情報を提供します。たとえば以下があります。
- MIB が最後に更新されたときの、バージョンを含む SystemEDGE エージェントに関する情報、およびポーリング間隔。また、「MSCS AIM ポーリング間隔の制御」で説明するように、ポーリング間隔を変更できます。
- この AIM およびそれぞれの準備状態に登録されたクラスタのリスト
- 管理対象環境クラスタ コンポーネント、リソース グループ、リソース、ネットワーク情報、およびストレージ デバイスを含む、この AIM が管理するすべてのエンティティに関する統合情報を提供します。
MSCS コンポーネント
管理対象の MSCS 環境で、任意のクラスタまたはクラスタ コンポーネント(クラスタ ノード、リソース グループ、リソース)の情報を表示できます。ビューはエンティティ タイプに合わせて変わり、コンポーネント固有の情報を提供します。
以下の手順では、MSCS クラスタまたはクラスタ コンポーネントの情報を表示する方法について説明します。
以下の手順に従います。
- Microsoft クラスタ、クラスタ ノード、リソース グループ、リソース モデルのいずれかを選択します。コンポーネント詳細画面は、選択されたモデルの情報を表示します。
- コンポーネント詳細画面内の[情報]タブで、モデルのそれぞれのクラスタ関連サブビューを展開します。モデル タイプに応じて、展開されたサブビューが以下のように表示されます。
- クラスタ情報次のものを含む、クラスタ データを提供します。
- クラスタの仮想 IP アドレス
- オンライン、および障害の発生したノード リソースの数
- ログ レベルおよびログ ファイル サイズ
- さまざまなタイムアウト値
- リソース、暗号化チェックポイント、レジストリ チェックポイント、メッセージの統計
- ノード情報次のものを含む、クラスタ ノード データを提供します。
- ノード状態、インストール済みの Windows の詳細、および親クラスタを含む、一般的なノード情報
- ホスト CPU 使用率およびメモリ統計
- データおよびメッセージ情報
- リソース グループ情報次のものを含む、リソース グループ データを提供します。
- リソース グループの状態
- その優先のノードのリスト
- フェールバックとフェールオーバのしきい値
- リソース情報次のものを含む、リソース データを提供します。
- リソースの状態
- リソースの適格所有者
- さまざまなタイムアウト、ポーリング、および再起動の値