クラスタの概念

管理者は、リソース グループと呼ばれる機能ユニットにリソースを編成し、これらのグループを個別のノードに割り当てます。ノードに障害が発生した場合、特定のノードでホストされていたリソース グループが、クラスタ内の他のノードに移動します。
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管理者は、リソース グループと呼ばれる機能ユニットにリソースを編成し、これらのグループを個別のノードに割り当てます。ノードに障害が発生した場合、特定のノードでホストされていたリソース グループが、クラスタ内の他のノードに移動します。
以下の用語は、クラスタ環境の該当コンポーネントの説明で、Cluster Manager のソリューションで使用されます。
  • クラスタ
    分散処理能力および高可用性を提供する、ローカルに接続したマシンのグループ。クラスタは、単一のシステム イメージおよび IP アドレスとしてクライアントに表示されます。
  • ノード
    クラスタに参加する独立したコンピュータ システム。
    • アクティブ ノード
      アプリケーション プロセス(リソース グループの一部として)が現在実行されている、クラスタ環境内のシステム。Cluster Manager では、アクティブ ノードには子としてリソース グループがあります。
    • 非アクティブ ノード
      クラスタに割り当てられているが、現在、リソースを処理していないシステム。Cluster Manager では、非アクティブ ノードには子としてリソース グループがありません。
  • リソース グループ
    単一ノード上に存在する機能ユニットを形成する、リソースのコレクション。
  • リソース
    一度に 1 つのノード上でのみ実行される、論理コンポーネントまたはエンティティ。リソースは、ネットワーク インターフェース、ディスク、ファイル システム、アプリケーション ソフトウェアなど、アプリケーションに必要なすべてのエレメントを含みます。
  • マイグレーション
    あるノードから別のノードへのリソース グループの移動。クラスタ技術によっては、マイグレーションに関して別の用語が使用されます(たとえば、フェールオーバ、フォールオーバ、フェールバック、およびフォールバック)。