CA Spectrum - 10.3.2 - Japanese - Japan

モデリング

内容
casp1032jp
内容
CA Spectrum
 でサポートされている他のネットワーク エレメントと同様に、クラスタ環境のコンポーネントを検出してモデリングし、それらを監視します。Cluster Manager は、管理対象のクラスタおよびノードに関する情報を AIM から取得します。その後、
CA Spectrum
 は、自動ディスカバリを使用して、各コンポーネントをモデリングするためにこの情報を使用します。
注：
 Cluster Manager 機能に使用される情報は主にプロキシ マネージャ（AIM）から収集されます。また、追加の情報もノードから直接収集されます。
以下のトピックでは、モデリング プロセスの詳細について説明します。
モデリングの対象
AIM MIB で提供される情報を使用して、
CA Spectrum
 は、AIM が管理するあらゆるクラスタ、ノード、リソース グループ、およびリソースを抽出し、モデリングします。
モデリング方法
可能な場合、クラスタ ノードは SNMP 管理されたエレメントとしてモデリングされます。SNMP モデリングでは、Cluster Manager ソリューションに付加価値を提供できる、豊富なデバイス監視をサポートします。ホストに SNMP エージェントがインストールされていない場合、ICMP（Ping 可能）デバイスとしてモデリングされます。
以下のセクションで、クラスタ ノードのモデリング方法に関する詳細を提供します。
モデルの命名
クラスタ ノードをモデリングするとき、
CA Spectrum
 で割り当てられるモデル名は、以下のように使用されるモデリングのタイプによって異なります。
  • SNMP モデリングの場合、
    CA Spectrum
     は標準的な
    CA Spectrum
     命名規則を使用して、自動的にモデルの名前を指定しようとします。自動的な命名は［モデル ネーミング順序］値によって
    SpectroSERVER
     レベルで制御されます。このフィールドは、VNM モデルの 
    SpectroSERVER
     コントロール ビューにあります。
  • ICMP （Ping 可能）モデリングの場合（仮想デバイスではない場合）、
    CA Spectrum
     は、AIM で指定されたホスト名を使用します。
    重要
     ICMP （Ping 可能）モデリングの場合、
    CA Spectrum
     Virtual Host Manager が設定するモデル名は、Cluster Manager より優先されます。
管理者は、クラスタ ノード モデルの名前をいつでも変更できます。他の管理対象ネットワーク エレメントと同様に、
CA Spectrum
 は確立された命名規則を使用して、自動的にモデル名を更新します。これにより、ユーザ定義の値を置換できます。ユーザ定義の値を保持するには、モデル名をロックします。
注：
 次のモデル属性を使用して、クラスタ ノード モデル名を変更し、ロックできます。Model_Name（0x1006e）および Lock_Model_Name（0x12a52）。
IP アドレスと MAC アドレスの決定
クラスタ ノードをモデリングするとき、
CA Spectrum
 で割り当てられる IP アドレスと MAC アドレスは、以下のように使用されるモデリングのタイプによって異なります。
  • SNMP モデリングの場合、
    CA Spectrum
     は、常駐 SNMP エージェントを問い合わせることにより、アドレスの決定を自動的に試行します。
  • ICMP （Ping 可能）モデリングの場合（仮想デバイスではない場合）、
    CA Spectrum
     は、AIM で指定されたアドレスを使用します。
    重要
     ICMP （Ping 可能）モデリングの場合、
    CA Spectrum
     Virtual Host Manager が設定するアドレスは、Cluster Manager より優先されます。
SNMP モデリングまたは Virtual Host Manager で、有効な IP アドレスまたは MAC アドレスを指定できない場合、AIM 値が使用されます。
ノード管理および複数のクラスタ AIM
単一のクラスタ技術 AIM のみによってクラスタ ノードを管理します。ユーザが不注意により複数のクラスタ技術 AIM によってクラスタ ノードを管理した場合、Cluster Manager はクラスタ モデルにこのアラームを発行します。
UNSUPPORTED CLUSTER AIM CONFIGURATION
子はクラスタ モデルに対して作成されません。
ノード管理および複数の
CA Spectrum
 AIM ソリューション
複数の
CA Spectrum
 AIM ソリューションによってクラスタ ノード モデルを管理するとき、定義された管理の順序が以下のように適用されます。
  1. Virtual Host Manager
  2. Cluster Manager
  3. 他の技術（Active Directory and Exchange Server Manager など）
SystemEDGE エージェントをインストールしたノードが
CA Spectrum
 ですでにモデリングされているとき、Cluster Manager はモデルを認識し、重複モデルは作成されません。代わりに、Cluster Manager は、各ソリューションのルールに従い、ルールを順番に適用して、既存のモデルを独自の管理に組み入れます。
たとえば、Virtual Host Manager と Cluster Manager の両方で 1 つのノードを管理しているとき、Virtual Host Manager が割り当てたモデル パラメータが使用されます。これらのパラメータの例には、モデル名、IP アドレス、および MAC アドレスがあります。
ソリューションによってノードが管理から削除された場合、残りのソリューションのルールが順番に再適用されます。通常、変更は次のポーリング サイクルで行われます。
定義されたこの管理の順序も、ユニバース トポロジにモデルがどのように表示されるかに影響します。

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