Web サービス API リファレンス

内容
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内容
CA Spectrum
Web サービス API について
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Web サービス API は、
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で RESTful HTTP Web サービス インターフェースを提供します。この分散 API は、
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データ モデルに HTTP ベースの統合ポイントを提供します。これにより、デバイス、モデル、関係、属性、アクション、およびアラームへの Web 中心の読み取り/書き込みアクセスが許可されます。
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 Web サービス API はコア
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コンポーネントであり、コア
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製品と共にインストールされます。
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Web サービス API を使用して、
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データにブラウザから直接アクセスしたり、独自のアプリケーションに統合したりできます。REST アーキテクチャ固有の基準により、
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Web サービス API では、
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データ モデルが多くの異なる外部開発環境および方式にアクセス可能です。 
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Web サービス API は、HTTP 統合の管理方法を認識し SOAP サービスに軽量な代替機能を提供する、任意の言語で使用できます。
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Web サービス API を使用すると、OneClick サーバによって提供される機能(その検索インフラストラクチャを使用してモデルのグループを容易に検索するなど)を利用できます。単一の  用に、または分散 (DSS)環境で、以下のようにさまざまな標準の
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SpectroSERVER
SpectroSERVER
機能を実行することもできます。
  • デバイス、モデル、関係、属性、アクション、およびアラームへのアクセス
  • デバイス、ポート、コンテナ、サービス、およびリンクの管理
  • アラームの読み取り、更新、およびクリア
  • サブスクリプションおよび通知の管理
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Web サービス API を使用して、これらの機能、および他の 
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API ツール(コマンド ライン インターフェース(CLI)、モデリング ゲートウェイ、AlarmNotifier、Southbound ゲートウェイ、SpectroSERVER オブジェクト リクエスト ブローカ(SSORB)インターフェースなど)によって提供される機能に似ているその他の機能を実行できます。
REST アーキテクチャ
Representational State Transfer (REST)は、対話するエレメント間、またはクライアントとサーバ間の標準的な動作をプロモートするソフトウェア アーキテクチャ スタイルです。REST の制約に準拠することを RESTful と言います。
REST アーキテクチャは、作成(POST)、読み取り(GET)、更新(PUT)、および削除(DELETE)操作、または動詞を使用した、SOAPless Web サービスに対する軽量の HTTP/HTTPS ベースのアプローチです。 
RESTful アーキテクチャおよびアプリケーションはステートレスです。つまり、リクエスト間にクライアント コンテキスト情報は格納されません。各リクエストには、リクエストの処理に必要なすべての情報が含まれています。
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Web サービス API は REST アーキテクチャをサポートしています。
サポート対象の技術
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Web サービス API は、アプリケーションに
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データを統合するための軽量で柔軟な RESTful アプローチを提供します。CORBA 統合に代わる
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Web サービス API は、言語に依存せず、HTTP 統合をサポートする以下のようなすべての開発プラットフォームに統合できます。
  • Java
  • Perl
  • Ruby on Rails
  • .net
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Web サービス API は HTTP/HTTPS インターフェースを提供し、HTTP ベースと XML/JSON ベースの両方であり、クライアント開発用の Java Beans を提供します。
パフォーマンス考慮事項
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Web サービス API は、OneClick によく似たクライアントです。
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Web サービス API は OneClick サーバ コードの多くを再利用しているため、通常は 1 つの API クライアントのパフォーマンスが同等の OneClick 操作のパフォーマンスによく似ています。
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Web サービス API は、標準のリクエスト ロードによる場合を除き、
SpectroSERVER
パフォーマンスを変更することはできません。
重要:
以下の場合はパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
  • OneClick サーバにデータがキャッシュされるため、複数のクライアント間での大規模なデータ リクエストはパフォーマンスの低下を引き起こす可能性があります。
  • Web サービス API を介して低パフォーマンスの新しい検索を作成して実行した
    CA Spectrum
    場合、パフォーマンスが低下することがあり、SpectroSERVER がクラッシュする可能性もあります。
    詳細については、「Web サービス API の問題のトラブルシューティング」を参照してください。
制限事項
CA Spectrum
Web サービス API を使用する場合は、以下のことを考慮する必要があります。
  • CA Spectrum
    Web サービス API は、データが通常は静的であるモデリング カタログに対してインターフェースを提供しません。
  • CA Spectrum
    Web サービス API の上に HTML またはブラウザ アプリケーションを構築することはできますが、
    CA Spectrum
    Web サービス API 自体は HTML を提供しません。
  • CA Spectrum
    Web サービス API は、入力に XML のみを受け入れ、出力に XML または JSON を生成します。出力として JSON を選択した場合は、次の要求用に解析を行い、XML を生成する必要がある可能性があります。
注: 
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Web サービス API は、簡単な CLI アド ホック コマンド用に、および複雑な CLI スクリプト記述の代わりに使用できます。
重要:
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Web サービス API は強力なツールです。特にモデリングに関して、OneClick のような保護手段は提供されません。これは、やみくもにモデルを作成および破壊したりモデル属性を変更するとネットワーク モデリング スキームに悪影響を及ぼす可能性があることを理解したうえで、
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管理者のみが使用する必要があります。