ウォッチのタイプの例
内容
casp1032jp
内容
ウォッチ シナリオ 1
以下のパラメータは、Hub_CSI_IRBM にウォッチを確立します。このウォッチは、60 秒ごとに、転送されたフレームの総数および受信された衝突の総数を確認します。しきい値 100 万を超えた場合は、「衝突数過多」というメッセージを伴なうマイナー アラームが生成されます。しきい値リセット値は、衝突の総数が 500,000 に下がった場合に、しきい値ステータスが違反から「正常」にリセットされる(およびアラームはクリアされる)ことを示します。
このシナリオのウォッチは、以下のように作成します。
- カウンタ タイプの非アクティブ ウォッチを作成し、HubColls_v という名前を付けます。式に衝突の総数として 1000000 を割り当てます。
- カウンタ タイプの非アクティブ ウォッチを作成し、HubColls_r という名前を付けます。式に衝突の総数として 500000 を割り当てます。
- カウンタ タイプのアクティブなウォッチを作成し、HubColls と名付け、以下のウォッチ例のとおり値を割り当てます。
例: ウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: HubColls_v
- データ タイプ: カウンタ
- 式:
- 式: 1000000
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: HubColls_r
- データ タイプ: カウンタ
- 式:
- 式: 500000
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- しきい値: なし
3 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: HubColls
- データ タイプ: カウンタ
- 式
- 式: Hub_Trans_Coll+Hub_Rec_Colls
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 00:01:00
- しきい値
- しきい値を設定(オン)- 値が次の場合はしきい値違反: > HubColls_v (HubColls_v Inactive というカウンタ ウォッチを作成します。式は 1000000 です。)
- 値が次の場合にしきい値をリセット: HubColls_r(HubColls_r Inactive という名前のカウンタ ウォッチを作成します。式は 500000 です。)
- 属性、HubColls_v、および HubColls_r は、HubColls ウォッチの作成前に作成しておく必要があります。
- アラームを生成(オン)- 重大度: マイナー、アラーム説明: CollsExceeded(「衝突が多すぎます。」というメッセージで CollsExceeded という新しいアラームを作成します。)
ウォッチ シナリオ 2
ネットワーク管理者が、サーバ上で CD-ROM ドライブを除いたディスク使用率のレベルを監視したいと考えています。CD-ROM ドライブでは、通常、CD がセットされていなければ、使用率は 0% と示されますが、フル状態の CD がセットされていると 100% に近い使用率で示されます。ただし、このような情報は、管理者にとっては有用ではありません。
管理者はディスク使用率をチェックするために、デバイス タイプを OID として返す RFC2790App を使用したいと考えています。各 OID は、それぞれ異なるデバイス タイプにマップされます。この MIB 内のストレージ タイプと照合して確認する必要がある式はいずれも、その OID を比較に使用する必要があります。(文字列を OID と比較できます)。
以下の表は、RFC2790App のデバイス タイプと OID マッピングを示します。
デバイス タイプ | OID |
hrStorage | 1.3.6.1.2.1.25.2 |
hrStorageTypes | 1.3.6.1.2.1.25.2.1 |
hrStorageOther | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.1 |
hrStorageRam | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.2 |
hrStorageVirtualMemory | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.3 |
hrStorageFixedDisk | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.4 |
hrStorageRemovableDisk | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.5 |
hrStorageFloppyDisk | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.6 |
hrStorageCompactDisk | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.7 |
hrStorageRamDisk | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.8 |
hrStorageFlashMemory | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.9 |
hrStorageNetworkDisk | 1.3.6.1.2.1.25.2.1.10 |
管理者は RFC2790App モデル用にウォッチを 2 つ作成する必要があります。1 番目のウォッチでは、ブール値を設定します。このブール値は、監視対象から CD-ROM ドライブ(OID 1.3.6.1.2.1.25.2.1.7)を除外するために 2 番目のウォッチで使用されます。2 番目のウォッチは、ホスト上のほかのタイプのストレージ デバイスのディスク使用率(パーセントで表示)を監視します。この例では、使用率が 90% を超えるとアラームが送信されます。
例: ウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: isNotCDROM
- データ タイプ: ブール
- 式: 式: hrStorageType.# != 1.3.6.1.2.1.25.2.1.7
- インスタンス: すべて
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: PctDiskUsed
- データ タイプ: 実数
- 式
- 式: REAL(hrStorageUsed.#)/REAL(hrStorageSize.#) * 100 * REAL(isNotCDROM.#)
- インスタンス: すべて
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 30 秒
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反 >= <許容レベルのディスク使用率を設定>
- アラーム
- アラーム重大度: マイナー
- アラーム説明: DiskUtilAlarm
- ユーザがクリア可能なアラーム
- ユーザがアラームをクリアした場合、ウォッチをリセットしない
- スクリプト: なし
変更時に評価のウォッチ
以下に「変更時に評価」(EoC)ウォッチの例を示します。これらのウォッチでは、ビューがいつ編集されたかを知ることができます。結果として、管理者は、LAN が編集された時期と、新しいモデルが LAN に追加された時期を正確に表示する検索を実行できます。両方の属性とも変更時に評価されます。これらの属性は通常あまり頻繁には変更されません。
例: 変更時に評価のウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Child_Count_Watch
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: Child_Count
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: 変更時に評価
- ポーリング間隔: なし
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Edit_Count
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: EDIT_COUNT
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: 変更時に評価
- しきい値: なし
ポーリングしきい値のウォッチ
以下の例では、「ポーリングしきい値」ウォッチを作成して、LAN_802_3 内の子の数が 5 を超えるごとにマイナー アラームを生成します。子の数が 5 より少なくなった場合、ウォッチはアラームをクリアします。
まず属性ウォッチ ChildLimit_v (任意の名前)を作成して、式として 「5」を入力します。ウォッチを作成することは、ウォッチの詳細を定義することになります。次に、Child_Limit という名前のポーリングしきい値ウォッチを作成します。
例: ポーリングしきい値ウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: ChildLimit_v
- データ タイプ: カウンタ
- 式: 5
- プロパティ: なし
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: ChildLimit
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: Child_Count
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 00:01:00
- しきい値
- しきい値を設定(オン)
- 値が次の場合はしきい値違反: > ChildLimit_v
- 値が次の場合にしきい値をリセット: <= ChildLimit_v
- アラームを生成(オン)
- 重大度: マイナー
- アラーム説明: ExceedChildLimit (「子は 5 つまで許可されます。」というメッセージで ExceedChildLimit という名前の新しいアラームを作成します。)
オンデマンド ウォッチ シナリオ 1
オンデマンド ウォッチは、そのウォッチから情報が要求されるたびに評価されます。
以下は、ポーリングしきい値ウォッチと共に動作する単純なオンデマンド ウォッチの例で、Cisco ルータ(モデル タイプ: Rtr_CiscoIGS)でメモリが不足しそうになるとアラームを生成します。属性 freeMem は 1500 未満で、2500 を超えるとクリアされます。
例: ポーリングしきい値ウォッチと共に動作する単純なオンデマンド ウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: MemLow
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: 1500
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: MemHigh
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: 2500
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値: なし
3 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Mem_Good
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: freeMem
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 1 分
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反: <= MemLow
- 値が次の場合にしきい値をリセット: > MemHigh
- アラーム
- アラーム重大度: メジャー
- アラーム説明: Rtr+Memory
- スクリプト: なし
オンデマンド ウォッチ シナリオ 2
オンデマンド ウォッチは、そのウォッチから情報が要求されるたびに評価されます。
以下のウォッチは、Cisco ルータ(モデル タイプ: Rtr_ Cisco)のパフォーマンスが徐々に低下するのに対し、色付きのアラーム状態でネットワーク管理者に示すよう設計されています。マイナー アラームの値は、50 ~ 59 です。メジャー アラームの値は、60 ~ 69 です。重大アラームの値は 70 を超えています。
例: オンデマンド ウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: True_Ref
- データ タイプ: ブール
- 式
- 式: 1
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Minor_Busy
- データ タイプ: ブール
- 式
- 式: ((busyPer >= 50) & (busyPer <60))
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 1 分
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反: > True_Ref
- 値が次の場合にしきい値をリセット: <= True_Ref
- アラーム:
- アラーム重大度: マイナー
- アラーム説明: RtrBusy1
- スクリプト: なし
3 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Major_Busy
- データ タイプ: ブール
- 式
- 式: ((busyPer >= 60) & (busyPer < 70))
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 1 分
- しきい値
- しきい値: 値が次の場合はしきい値違反: == True_Ref
- 値が次の場合にしきい値をリセット: != True_Ref
- アラーム
- アラーム重大度: メジャー
- アラーム説明: RtrBusy 2
- スクリプト: なし
4 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Critical_Busy
- データ タイプ: ブール
- 式
- 式: (busyPer >= 70)
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 60
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反: == True_Ref.
- 値が次の場合にしきい値をリセット: != True_Ref
- アラーム:
- アラーム重大度: 重大
- アラーム説明: RtrBusy3
- スクリプト: なし
オンデマンド ウォッチ シナリオ 3
オンデマンド ウォッチは、そのウォッチから情報が要求されるたびに評価されます。
このシナリオでは、フレーム リレーで障害が発生し、ダイアル バックアップ回線がアクティブ化されるたびに、ネットワーク管理者がアラームを受け取るようにするとします。ダイアル バックアップは ISDN インターフェース タイプ 21(基本 ISDN サービス)で行われます。以下のウォッチは、いずれかの ISDN ポートでトラフィックが受信されるかどうかを確認します。トラフィックが流れている場合は、Cisco ルータ(モデル タイプ: Rtr_Cisco)にマイナー アラームが付きます。
例: オンデマンド ウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: True_Ref
- データ タイプ: ブール
- 式
- 式: 1
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: ISDN_Backup
- データ タイプ: ブール
- 式
- 式: ((COUNTER_DELTA (ifInOctets.# ) > 0) & (ifType.# == 21))
- インスタンス: すべて
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 1 分
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反: == True_Ref
- 値が次の場合にしきい値をリセット: != True_Ref
- アラーム:
- アラーム重大度: マイナー
- アラーム説明: Backup_Active
- スクリプト: なし
オンデマンド ウォッチ シナリオ 4
オンデマンド ウォッチは、そのウォッチから情報が要求されるたびに評価されます。
このシナリオでは、ウォッチが ISDN インターフェース モデルの ifOutOctets 値を監視し、この値が増加したかどうか、ゼロ以外であるかどうかを確認します。この値はインターフェースがアクティブであるかどうかを示します。要件に合うようにポーリング、ログ記録、アラーム重大度、およびアラーム テキストを変更できます。2 番目のウォッチでは True または False(1/0)の識別子を使用します。1 はインターフェースが ifOutOctets を送信していることを示し、0 は送信していないことを示します。
例: オンデマンド ウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: isISDN
- データ タイプ: ブール
- 式
- 式: (X_ifType == 21)
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: オンデマンドで評価
- 継承可能: オフ
- しきい値
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: ISDN_Up
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: MAX(0, MIN(1, INTEGER(((COUNTER_DELTA (X_OutOctets) * INTEGER(isISDN)) > 0))))
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 0+00:05:00
- 継承可能: オフ
- しきい値:
- 値が次の場合はしきい値違反: == 1
- 値が次の場合にしきい値をリセット: != 1
- アラーム
- アラーム重大度: マイナー
- アラーム説明: ErrorTholdAlarm
- ユーザがクリア可能なアラーム
- ユーザがアラームをクリアした場合、ウォッチをリセットしない
- スクリプト: なし
使用効率およびテスト用ウォッチ シナリオ 1
ここで説明するウォッチの例は、使用効率およびテスト用です。
このシナリオでは、2 つのウォッチを作成します。1 番目は WatchLoad_v という名前の属性を作成し、式の値を .75 にします。2 番目は CPULoadRate 属性を使用します。以下の例では、たとえば「CPU 負荷が 75% を超過しました。」などのアラーム説明を WatchLoad_Alarm という名前で作成します。
例: 使用効率およびテスト用のウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: WatchLoad_v
- データ タイプ: 実数
- 式
- 式: .75
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: CPU_Load
- データ タイプ: 実数
- 式
- 式: CPULoadRate
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 1 分
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反: > WatchLoad_v
- 値が次の場合にしきい値をリセット: < = WatchLoad_v
- アラーム
- アラーム重大度: マイナー
- アラーム説明: WatchLoad_Alarm
- スクリプト: なし
使用効率およびテスト用のウォッチ シナリオ 2
ここで説明するウォッチの例は、使用効率およびテスト用です。
この例では、コンテナ モデルの「複合状態」属性が 4 を超過したときにマイナー アラームを生成する EoC ウォッチを作成します。まず conditionCheck_ref という参照属性を作成し、それを ConditionCheck というウォッチの属性で使用します。次に、[アラーム説明]ダイアログ ボックスを使用して、「ConditionCheckAlarm」(または別の適切な文字列)という名前のアラーム説明を作成します。
参照属性には以下のパラメータがあります。
- 名前: ConditionCheck_ref
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: 4
- インスタンス: なし
- プロパティ: なし
- しきい値: なし
例: 使用効率およびテスト用のウォッチ
ウォッチは、以下のパラメータで構成されています。
- 名前: ConditionCheck
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: Composite_Condition
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: 変更時に評価
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反: > ConditionCheck_ref
- 値が次の場合にしきい値をリセット: <= ConditionCheck_ref
- アラーム:
- アラーム重大度: マイナー
- アラーム説明: ConditionCheckAlarm
- スクリプト: なし
使用効率およびテスト用のウォッチ シナリオ 3
ここで説明するウォッチの例は、使用効率およびテスト用です。
この例では、負荷の値が 90 分を超えて 10% 未満であった場合に、アラームを作成します。このウォッチを設定するには、必要な外部属性を使用するようにウォッチ式を変更し、しきい値を連続して実行されるポーリング回数に設定します。このポーリング回数を求めるには、対象のポーリング期間をポーリング間隔で割り算します。
例: 使用効率およびテスト用のウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Watch_Load_Under_10_Pct
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: MAX (0, MIN (1, (<負荷が 10% 未満のときのテスト式を入力>)))
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: Watch_TimeTicker_LoadUnder10Pct
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: (Watch_TimeTicker_LoadUnder10Pct + 1) * Watch_Load_Under_10_Pct
- インスタンス: なし
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オフ
- 評価: オンデマンドで評価
- しきい値:連続して実行される必要なポーリング回数
使用率およびテスト用のウォッチ シナリオ 4
ここで説明するウォッチの例は、使用効率およびテスト用です。
1 番目のウォッチは、CPU の参照使用率(この例では 80%)が維持されているかどうかを監視します。
2 番目のウォッチは、CPU 使用率が長期間特定のレベル(80%)であるときにアラームをトリガします。このウォッチでは、しきい値(3)にポーリング間隔(5 分)を乗算してこの期間を計算します。したがって、CPU 使用率が 15 分間 80% を越えると、このウォッチはしきい値違反となり、アラームがトリガされます。これらの値は、要件に合わせて調整できます。
例: 使用効率およびテスト用のウォッチ
最初のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: CPU_Duration_Over_80
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: MAX(0, MIN(1, INTEGER((INTEGER(cpqHoCpuUtilMin.#) >= 80))))
- インスタンス: すべて
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: オンデマンドで評価
- 継承可能: オフ
- しきい値: なし
2 番目のウォッチは、以下のパラメータから構成されます。
- 名前: CPU_Time_Duration
- データ タイプ: 整数
- 式
- 式: ((CPU_Time_Duration.# + 1) * CPU_Duration_Over_80.#)
- インスタンス: すべて
- プロパティ
- デフォルトでアクティブにする: オン
- 評価: ポーリングにより評価
- ポーリング間隔: 0 + 00:05:00
- 継承可能: オフ
- しきい値
- 値が次の場合はしきい値違反: >= 3
- 値が次の場合にしきい値をリセット: < 3
- アラーム
- アラーム重大度: マイナー
- アラーム説明: ErrorTholdAlarm
- ユーザがクリア可能なアラーム
- ユーザがアラームをクリアした場合、ウォッチをリセットしない
- スクリプト: なし