このセクションでは、IP プロトコルおよびサービスに関連付けられたアプリケーション モデルに対する標準の CA Spectrum サポートについて説明します。

DHCP （動的ホスト構成プロトコル）は、デバイス（DHCP クライアント）がインターネット プロトコル ネットワークで動作するための設定情報を取得する場合に使用するコンピュータ ネットワーク プロトコルです。

ICMP （インターネット制御メッセージ プロトコル）は、IP データグラムを使用し、通常は IP データグラムのエラーに対応するためか、診断やルーティングのために生成されます。

IGMP （インターネット グループ管理プロトコル）は、IP マルチキャスト グループのメンバシップを管理するためのサポートを提供します。IGMP は、IP ホストおよび隣接するマルチキャスト ルータがマルチキャスト グループ メンバシップを確立するために使用します。

IP （Internet Protocol）は、配信サービスとしてよく使用されます。IP は、デバイス間でデータグラムを移動するコネクションレス型のサービスです。配信エージェントとして、IP はデータグラムが出荷規制に違反しないように監視します。データグラムを配信するため、IP はアドレス指定とフラグメント化という 2 つの問題に対処します。

IPM （IP Multicast Routing、IP マルチキャスト ルーティング）規格は、使用中の特定のマルチキャスト ルーティング プロトコルとは関係なく、IPv4 の IP マルチキャスト ルーティングを管理するために使用します。

IP トンネル MIB には、IPv4 ネットワークで任意のタイプのトンネルを管理するために使用される管理対象オブジェクトを記述します。

MPLS （Multi-Protocol Label Switching）は、ネットワーク トラフィック フローを迅速化し、管理を容易にするための規格承認済みのテクノロジです。

MSDP （Multicast Source Discovery Protocol、マルチキャスト ソース ディスカバリ プロトコル）は、複数の IPv4 PIM （プロトコル独立マルチキャスト）スパース モード ドメインをまとめて接続するためのメカニズムについて説明した規格です。

PIM （プロトコル独立マルチキャスト）は、IPv4 向けの PIM プロトコルを管理するために使用されるオブジェクトを記述するもので、PIM を実装する IPv4 ルータに適用できます。

SNMP は、IP ゲートウェイとそれが接続するネットワークの監視に使用される標準プロトコルです。

TCP （Transmission Control Protocol、伝送制御プロトコル）は、インターネット スイートで使用される接続指向のトランスポート（通信）プロトコルです。

UDP （ユーザ データグラム プロトコル）は、OSI モデルのトランスポート層の一部であり、IP のサービスを使用してデータを配信します。

LWAPP （Lightweight Access Point Protocol）は、Wireless Termination Points がアクセス コントローラとどのように通信するかを定義する Cisco 独自のプロトコルです。Wireless Termination Points とアクセス コントローラは、レイヤ 2 プロトコルを使用しても、ルーティング IP ネットワークを使用しても、通信できます。

CAPWAP （Controlling And Provisioning of Wireless Access Points）プロトコルは、CAPWAP プロトコル トランスポート メカニズムを介した AC と WTP のコントロール プレーン通信およびデータ プレーン通信を定義する標準プロトコルです。CAPWAP 制御メッセージ、および必要に応じて CAPWAP データ メッセージを保護するには、DTLS （データグラム トランスポート レイヤ セキュリティ）［RFC4347］を使用します。