実装シナリオ例

このセクションでは、テスト テンプレートをグローバル コレクションに適用して、本社と支社の間で、自動化された大量のパフォーマンス テストを実装する方法について説明します。
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このセクションでは、テスト テンプレートをグローバル コレクションに適用して、本社と支社の間で、自動化された大量のパフォーマンス テストを実装する方法について説明します。
シナリオ
  • 組織の本社では、本社に断続的に接続されているリモートの多数の支社に対して、ドメイン名検索サービスと Web サービスを提供しています。
  • インフラストラクチャ管理者は、本社へのリモート接続が維持され、本社が提供する DNS サービスと HTTP サービスに対して、支社が常時アクセスできることを確認する必要があります。
  • メイン ロケーションからリモート ロケーションへのサービス配信が有効な状態を維持していることを確認するために、管理者はリモート ロケーションのエッジ ルータがオンライン状態(本社のエッジ ルータに接続されている状態)になると、定期的なスケジュールに基づき、テストをサポートするリモート ロケーションのエッジ ルータから Ping、DNS、および HTTP テストを実行します。
  • グローバル コレクションを作成し、リモート ロケーションのエッジ ルータ モデルがオンラインになるとすべて含まれるように設定します。
  • 以下の 3 つのテスト テンプレートがグローバル コンテナに適用されます。
    • ICMP Ping テスト テンプレート。本社のルータへの接続をテストする Ping テストを支社のエッジ ルータ上で作成するように設定します。
    • DNS テスト テンプレート。本社の DNS サーバから DNS 検索時間をテストする DNS 検索テストを支社のエッジ ルータ上で作成するように設定します。
    • HTTP テスト テンプレート。本社の HTTP サーバから Web ページをダウンロードする往復時間をテストする HTTP ダウンロード テストを支社のエッジ ルータ上で作成するように設定します。
テスト テンプレート シナリオ
シナリオの例を以下の図に示します。
Diagram illustrating the example scenario described in this section.