QoS Manager 設定
内容
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内容
設定パラメータへのアクセス
QoS Manager の設定パラメータは、QoS Manager モデルのコンポーネント詳細画面に表示されます。コンポーネント詳細画面には、3 つのセクションがあります。
- 一般情報
- 設定
- トラフィック動作アラームしきい値
QoS Manager での作業を開始する前に、これらの設定パラメータを確認して、QoS Manager がネットワーク管理のニーズを満たすように設定されていることを確認する必要があります。
注:
設定の変更を行うには、管理者権限が必要です。QoS Manager モデル
以下の情報には、各 QoS Manager モデルのコンポーネント詳細画面の[情報]タブからアクセスできます。
- 一般情報トラフィック クラスに関する以下の一般情報が表示されます。
- モデル クラスQoS Manager モデルのモデル クラスを示します。注:モデル タイプのモデル クラスの詳細については、「SpectroSERVER および CA Spectrum データベースの概要」を参照してください。
- 作成時間この QoS Manager モデルが作成された日時を示します。
- セキュリティ文字列QoS Manager モデルのセキュリティ文字列を示します。必要な権限がある場合は、[設定]をクリックし、利用可能なフィールドにセキュリティ文字列を入力して、[保存]をクリックすることにより、セキュリティ文字列を変更できます。
- 注記QoS Manager で使用可能なメモを示します。必要な権限がある場合は、[設定]をクリックし、利用可能なフィールドにメモを入力して、[保存]をクリックすることにより、メモを追加できます。
管理設定
[設定]セクションには、以下のパラメータがあります。
- ポート ポーリングの有効化QoS 対応デバイス上のポートをポーリングするかどうかを決定します。デフォルト:はい
- パフォーマンス分析の有効化パフォーマンス アラームの生成を有効または無効にします。動作モデルのパフォーマンス コンポーネント詳細に定義されているしきい値に違反した場合、パフォーマンス アラームが生成されます。デフォルト:はい
- デバイス アラームの有効化QoS 対応デバイスでのアラームの生成を有効または無効にします。デフォルト:はい
- 統計ポーリングの有効化パフォーマンス コレクション システムを有効にします。デフォルト:いいえ
- 統計ポーリング間隔パフォーマンスの計算に使用する統計を取得する頻度を制御します。ただし、[統計ポーリングの有効化]パラメータが[はい]に設定されていなければ、このポーリング間隔による影響はありません。デフォルト:300
- ファイルへの統計の記録パフォーマンス統計をログ ファイルに送信できるようにします。[統計ポーリングの有効化]パラメータが[はい]に設定されていなければ、統計はキャプチャされず、ログ記録されません。デフォルト:True
- ログ ファイル サイクル (分)新しいログ ファイルが作成される頻度を指定します。[統計ポーリングの有効化]パラメータが[はい]に設定されていなければ、統計はログ記録できません。統計がログ ファイルに書き込まれる頻度は、上で説明した[統計ポーリング間隔]によって定義されます。
トラフィック クラスのドロップされたしきい値の割合
[Traffic Class (トラフィック クラス)]のドロップされたしきい値の割合セクションでは、任意のトラフィック クラスでドロップされたパケットの割合に基づいて重大しきい値、メジャーしきい値、マイナーしきい値の違反を定義できます。
これらのしきい値は、トラフィック クラス モデルで重大、メジャー、およびマイナー アラームが生成される場合を示します。デフォルト値は次のとおりです。
- 重大アラームは 5%
- メジャー アラームは 3%
- マイナー アラームは 1%
QoS Manager のトラフィック動作アラームしきい値
[トラフィック動作アラームしきい値]セクションでは、各タイプのトラフィックの動作の重大しきい値、メジャーしきい値を設定できます。これには、ドロップされたポリシーの割合、ドロップされた待ち行列の割合、ドロップされた早期に検出された検出の割合、ドロップされたトラフィック シェイピングの割合が含まれます。
各しきい値は、特定レベルのアラームが発生するドロップされたパケットのパーセンテージ レベルを設定します。デフォルト値は次のとおりです。
- 重大アラームは 5%
- メジャー アラームは 3%
- マイナー アラームは 1%