障害分離設定

VNM モデルの[情報]タブの[障害分離]サブビューでは、sp のデバイス障害分離機能のさまざまな側面を設定できます。以下の設定があります。
casp1032jp
VNM モデルの[情報]タブの[障害分離]サブビューでは、
CA Spectrum
 のデバイス障害分離機能のさまざまな側面を設定できます。以下の設定があります。
  • [ICMP サポート有効]
    デバイスの障害状況を確認するために、ICMP プロトコルを使用してデバイスに接続する必要があるかどうかを指定します。ICMP_SUPPORT 属性が有効な(TRUE に設定されている)場合、
    CA Spectrum
     は、デバイス レベルで ICMP_SUPPORT 属性の設定を参照します。デバイスの ICMP サポートも有効な場合、
    CA Spectrum
     は ICMP プロトコルを使用してデバイスへの接続を試みます。ICMP_SUPPORT が無効な(FALSE に設定されている)場合、この設定はデバイス レベルの設定より優先されるので、SPECTRUM が障害分離のために ICMP プロトコルを使用してデバイスへの接続を試みることはありません。
    デフォルト:
    はい
  • [ICMP タイムアウト (ミリ秒)]
    CA Spectrum
     が ICMP ping に対するレスポンスを待機する時間(ミリ秒)を指定します。指定された時間内にレスポンスを受信しない場合、
    CA Spectrum
     はデバイスがタイムアウトしたと判断します。
    デフォルト:
    3000 ミリ秒(3 秒)
  • [ICMP 試行数]
    デバイスがダウンしていると
    CA Spectrum
     が判断するまでに、ICMP プロトコルを使用してデバイスへの接続を試行する総数を指定します。
  • [失われたデバイス試行数]
    デバイスとの接続が切断された後、
    CA Spectrum
     がデバイスに送信する各 SNMP 要求の再試行回数を指定します。
    デフォルト:
    1
  • ポート障害相関関係
    ポート障害相関関係を有効にして、その設定方法を指定します。
    デフォルト:
    すべての接続ポート
  • [接続切断モデルの破棄]
    CONTACT_STATUS が FALSE に設定されているデバイスを自動的に破棄するかどうかを指定します。有効な場合、モデルの CONTACT_STATUS が切断に設定されてから、そのままの状態で[破棄遅延 (秒)]で指定された時間が経過すると、モデルは自動的に破棄されます。無効な場合、CONTACT_STATUS 属性の値に応じて自動的にモデルが破棄されることはありません。
    デフォルト:
    無効
  • [破棄遅延 (秒)]
    モデルの CONTACT_STATUS 属性が切断に設定されてから、そのままの状態で自動的に破棄されるまでの時間(秒)を指定します。
    デフォルト:
    604800 秒(7 日)
  • [破棄イベント生成]
    モデルが自動的に破棄されたときにイベント メッセージを生成するかどうかを指定します。有効に設定されている場合、CONTACT_STATUS が切断に設定されてから、その状態のまま[破棄遅延 (秒)]フィールドで指定された時間が経過してモデルが破棄されるたびに、イベントが生成されます。無効に設定されている場合、イベント メッセージは生成されません。
    デフォルト:
    有効
  • [ルータ冗長性再試行数]
    ルータとのプライマリ アドレスによる接続が切断された場合、
    CA Spectrum
     がルータの冗長 IP アドレスを使用して接続を試行する回数を指定します。試行間隔はポーリング間隔の設定によって決まります。
    デフォルト:
    2
  • [未解決障害アラームの処置]
    ネットワーク モデルの接続情報が不完全な場合、
    CA Spectrum
     はネットワーク障害の根本原因を見つけることができない可能性があります。この場合、障害の影響を受けるすべてのデバイスのステータスがグレーに設定され、レッドの未解決障害アラームが生成されます。このアラームは、複数のデバイスとの接続が切断された
    CA Spectrum
     がその原因を特定できなかったことを示します。
    CA Spectrum
     との接続が切断されたすべてのデバイスは、アラームの影響度範囲ビューに表示されます。切断されたデバイスのモデル名やその他の詳細情報は、アラームを生成したイベントにも表示されます。
    [未解決障害アラームの処置]フィールドでは、未解決障害アラームの生成方法を指定できます。[障害分離モデル]が設定されている場合、アラームは障害分離モデルで生成されます。[障害ドメイン内のデバイス]が設定されている場合、
    CA Spectrum
     との接続が切断されたいずれかのデバイスでアラームが生成されます。アラームを生成するデバイスを判断する場合、
    CA Spectrum
    はクリティカリティが最も高いデバイスを検索します。クリティカリティが最も高いデバイスが複数存在する場合は、
    CA Spectrum
     が最初に検出したデバイスでアラームが生成されます。すべてのデバイスのクリティカリティが同じ場合、
    CA Spectrum
    はモデル ハンドルが最小のデバイスを選択します。
  • [WA リンク 障害分離モード]
    障害分離の目的で、WA_Link モデルをネイバーとみなすかどうかを指定します。通常またはトランスペアレントを指定できます。
    デフォルト:
    通常