イベント ルールの操作

内容
casp1032jp
内容
イベント ルール
イベント ルールでは、ルールを適用するこれらのイベントを
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がどのように処理するかを決定する評価ロジックを指定できます。また、イベントへのレスポンスとしてどのようなアクションを実行するかを指定することもできます。
イベント ルールは、特定の順序または特定の期間におけるイベントの状態、イベントのパターン、またはベントの組み合わせによって別のイベントの生成が設定される際の条件を規定します。
1 つのイベントに対して複数のルールを作成できます。
イベント ルールは、イベント処置ファイルと呼ばれるイベント設定ファイルに格納されます。
イベント条件ルール
イベント条件ルール
は、特定の条件が満たされたときにイベントを作成します。ルールへの入力は、条件と関連するイベントのリストです。1 つの条件が TRUE として評価されるまで各条件が評価され、対応するイベントが作成されます。
以下のパラメータを適用できます。
  • ルールの評価を開始するイベント
  • 評価する条件付きの式
  • 条件式が true の場合に生成するイベント
イベント条件ルールには、複数の条件式および対応する出力イベントを含めることができます。
イベント ペア ルール
イベントがペアで発生することが期待される場合に、2 番目のイベントが発生しなければ、コンピューティング インフラストラクチャに問題がある可能性があります。
イベント ペア ルール
は、このようなシナリオに基づいてイベントを作成します。予期される 2 つのイベントのうち 1 つが生成されたが、最初のイベントの後に 2 番目のイベントが生成されない場合は、レスポンスとして新しいイベントが生成されます。新しいイベントが生成されるまでの待機時間を指定できます。
注:
 最初のイベントと 2 番目のイベントの間に、他の無関係なイベントが生成される可能性があります。これらのイベントは、このルールの実行には影響を与えません。
イベント レート ルール
一部のタイプのイベントは、生成される頻度が特定の時間内に特定のしきい値に達しない限り、問題を示しません。
イベント レート ルール
は、このシナリオに基づいてイベントを作成します。特定の期間内に同じタイプの(つまり、同じイベント コードを持つ)イベントが多数作成されると、レスポンスとして新しいイベントが作成されます。
注:
 他の無関係なイベントはルールの実行に影響を与えません。
イベント レート ルールが終了することはありません。ルールの条件が満たされ、レスポンスとして新しいイベントが作成された後、ルールはアクティブなままです。ただし、イベントの評価対象である頻度が、ルールで指定されたレート以上である間、追加のイベントは作成されません。頻度が指定のレートを下回ってから、そのレートを再び超えた場合は、新しいイベントが生成されます。
イベント レート ルールは、以下のいずれかの方法を使用して、イベントが発生する必要がある時間ウィンドウを定義できます。
スライディング ウィンドウ
: このタイプの時間ウィンドウでは、指定期間のウィンドウ内に指定数(またはそれ以上)のイベントが発生した場合、レスポンスとして出力イベントが作成されます。このタイプの時間ウィンドウは、イベントの短いバーストを正確に検出するのに最適です。
たとえば、以下の図は、指定の期間内に特定のイベント(e)の 5 つのインスタンスを監視するルールに対してアクティブになっている、スライディング タイム ウィンドウを示しています。
spec--ec--slidingwindow--OTH
ルールにスライディング タイム ウィンドウを使用する場合は、ルールが出力イベントを生成すると、すべてのアクティブな時間ウィンドウが閉じ、新しい時間ウィンドウが自動的に開きます。
シーケンシャル ウィンドウ:
ルールにこのタイプの時間ウィンドウを使用する場合は、時間ウィンドウ内に必要な数のイベントが発生したかどうかを判断するために、重複していない時間ウィンドウが次々と確認されます。このタイプの時間ウィンドウは、長時間持続する一連のイベントを検出するのに最適です。
たとえば、以下の図は、指定の期間内に特定のイベント(e)の 5 つのインスタンスを監視するルールに対して開かれて閉じる、シーケンシャル タイム ウィンドウを示しています。
spec--ec_sequentialwindow_OTH
期限切れのために現在の時間ウィンドウが閉じるか、またはルールがレスポンスとして出力イベントを作成した場合、次のウィンドウは新しいイベント発生が検出されるまで開きません。
イベント シリーズ ルール
イベント シリーズ ルール
は、特定のイベントが  1 つまたは複数のその他のイベントを順番または順不同でトリガすると、イベントを作成します。発生する必要があるイベントの組み合わせには、任意の数とタイプのイベントが含まれます。イベントのシーケンスが発生するまでの待機時間を指定することもできます。
注:
 待機中に、他の無関係なイベントが生成される可能性があります。これらのイベントは、ルールの実行には影響を与えません。
イベント カウンタ ルール
イベント カウンタ ルール
はイベントをカウントします。このルールは、カウントの増加とカウントの再減少という 2 つのイベントを監視します。カウントがしきい値を上回るたびに、および設定されたしきい値を下回ったときに、イベントが生成されます。イベント カウンタ ルールはインスタンス化されたままでイベントをカウントし、終了しません。
ハートビート ルール
ハートビート ルール
は定期的なハートビート イベントを監視し、ハートビート イベントが検出されないときに新規イベントを生成します。別のイベントを使用してルール インスタンスを停止できます。
単一イベント ルール
単一イベント ルール
は、ターゲット イベントの単一の発生を監視します。単一イベント ルールは、リセット(「ダウン」)イベントが発生する前に、1 つのイベント(「稼働」イベント)が複数回発生するイベント ストリームを減少させます。複数の「稼働」イベントの代わりに、他のルールで再利用できる、状態(「稼働」または「ダウン」)を示す単一イベントが設定されます。ターゲット イベントが初めて発生するとイベントが生成されます。このルールは、クリア イベントが再度発生した場合にのみトリガされます。するとルールは、動作を初期状態にリセットします。必要に応じて、クリア イベントが発生したときに別のイベントを生成できます。
単独イベント ルール
単独イベント ルール
は、定義された期間内に他のユーザ定義イベントの前後に発生しないターゲット イベントのインスタンスを見つけます。
期間は設定可能で、ルールを停止する別のイベントが存在します。
ユーザ定義イベント ルール
イベント設定ユーザ インターフェースでは、CA が提供するほとんどのイベント ルールがサポートされています。ただし、場合によっては、CA は特別なルールを作成したり、個々の顧客用にルールをカスタマイズできます。顧客がルールを作成することもできます。
イベント設定エディタは、このようなルールを使用するイベント処置エントリをサポートしていません。表示されるイベント ルールは読み取り専用です。ルール エントリはテキスト エディタで編集し、イベント処置ファイルに再ロードする必要があります。そのようなカスタム イベント ルール エントリには、どのベンダーがルールを提供したかに応じて、適切なベンダー コードおよびルール名が必要となります。たとえば、ベンダー「MyOwnVendor」からの「MyOwnRule」という名前のルールのカスタム ルール エントリは、以下の構文になります。
0xfff00002 E50 R MyOwnVendor.MyOwnRule, <ルール パラメータ>
注:
xml ルール定義ファイルは $SPECROOT/SS/CsVendor/<ベンダー名>/EventRules/<ルール名>.xml です。
イベント ルールの作成
イベント ルールを作成する前に、アプリケーションを起動し、さまざまなイベント用に CA が提供するルールを確認することをお勧めします。
イベント ルールは以下の 2 つの方法で作成できます。
  • 最初から作成する。
  • 既存のイベント ルールをコピーし、そのコピーを変更する。この方法は、コピーする新しいルールを同じイベントがトリガする場合にのみ有用です。
注:
 イベント ルール定義は、イベント処置ファイルと呼ばれるイベント設定ファイルに格納されます。
イベント ルールを作成する方法
  1. ナビゲーション画面で、イベント ルールをアクティブにする(トリガする)イベントを選択します。
  2. 詳細画面で、[イベント ルール]タブをクリックします。
    選択したイベントのイベント ルールのリストが表示されます。
  3. spec--schedule_a_policy_button (リスト)をクリックし、ドロップダウン リストから作成するイベントのタイプを選択します。
    選択したタイプのイベント ルールの設定ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. 必要に応じて、イベント ルールを設定します。
  5. [OK]をクリックして、イベントにイベント ルールを保存します。
コピーからイベント ルールを作成する方法
  1. ナビゲーション画面で、コピーするイベント ルールを持つイベントを選択します。
  2. 詳細画面で、[イベント ルール]タブをクリックします。
    選択したイベントのイベント ルールのリストが表示されます。
  3. イベント ルールをコピーするには、目的のルールを選択し、SPEC--copy (コピー)をクリックします。
    イベント ルール設定ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. 必要に応じて、イベント ルールの設定を変更します。
  5. [OK]をクリックして、イベントにイベント ルールを保存します。
イベント条件ルールの設定
イベント条件ルールを作成するには、ルールを作成する対象のイベントを評価するための 1 つ以上の条件を作成します。各条件に対して、特定の条件が満たされた場合に
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が生成するイベントを定義します。必要に応じて、ルールをトリガしたイベントの 1 つ以上の値がルール出力イベントにコピーされることを指定することもできます。
たとえば、イベント 0x210c0e に対して以下のイベント条件ルール(疑似コードで表される)を作成するとします。
If event 0x210c0e occurs, evaluate the following: if event variable 2 = 2 or event variable 2 = 2, then generate 0x0021001c, else if event variable 2 = 3 or event variable 2 = 4, then generate 0x0021001b, else if event variable 2 = 5, then generate 0x0021001a, else, generate 0x00210017.
このルールには、以下のルール設定ダイアログ ボックスに表示されている 4 つの条件式が必要です。
spec--ec--configeventconditionrule1--SCR
ダイアログ ボックスで条件リストの上にあるボタンを使用して、新しい条件を追加したり、選択した条件を修正、コピー、および削除します。条件を評価する順序を変更するには、条件のリストの下にある上方向および下方向矢印を使用します。
TRUE として評価される最初の条件に対応するルール出力イベント(生成されるイベント <Z>)が生成されます。
注:
イベント変数識別子は、すべてのタイプのルールに使用可能な一般的な機能です。ただし、イベント条件ルールに識別子を指定できますが、現在、このタイプのルールはルール処理中にこれらの識別子を使用しません。
条件を追加または変更する際には、以下のダイアログ ボックスを使用して条件式を定義します。
spec--ec--configeventconditionrule2--SCR
ダイアログ ボックスの設定には以下のオプションが含まれます。
  • 条件 ©
    評価する条件。式を作成するには、ダイアログ ボックスの上部のセクションにあるコントロールを使用します。
    条件式の構文については、「イベント条件ルール」を参照してください。
  • 生成されるイベント <Z> - イベントの生成
    関連する条件が TRUE として評価された場合は、レスポンスとしてイベントのイベント コードが作成されます。
    イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックスでイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 生成されるイベント <Z> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにしたイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべてのイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
    注:
    イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際に適切な構文の使用については、「Copying Variable Values from Contributing Events to the Rule Output Event (原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー)」を参照してください。
注:
 条件設定ダイアログ ボックスで、TRUE として評価されるデフォルトの条件を作成するには、[演算子]で[DEFAULT]を選択し、[条件の挿入]をクリックします。
イベント ペア ルールの設定
[イベント ペア]ダイアログ ボックスには以下の設定があります。
spec--ec--configeventpairrule--SCR
ダイアログ ボックスの設定には以下が含まれます。
  • イベント変数識別子
    ルールの一部として評価する、イベント内のイベント変数の ID のカンマ区切りリスト。
    注:
    各 ID を個別に入力します。ID の範囲は入力できません。
  • イベント <Y> - イベント コード
    指定した期間内に、ルールをアクティブにする(トリガする)イベントの後に発生するイベントのイベント コード。イベント <Y> は、イベントのペアの 2 番目のイベントです。
    イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 時間 <T> - 間隔
    最初のイベントの作成時に開始される期間で、その期間中に 2 番目のイベント(イベント <Y>)が発生します。
  • 属性から時間を取得
    時間量を値とする時間属性の値(polling _interval 属性(0x1134e)など)を使用するには、このオプションを選択します。選択した時間属性の値が時間 <T> の値になります。時間の単位は秒です。
    形式は以下のようになります。
    if Event X occurs and is not followed by Event Y within the time specified in the time- specific Attribute Y, then generate Event Z.
  • 生成されるイベント <Z> - イベントの生成
    指定した間隔内に、最初のイベントの後に 2 番目のイベント(イベント <Y>)が発生しない場合に、レスポンスとして作成するイベントのイベント コード。
    イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 生成されるイベント <Z> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
    注:
    イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際に使用する適切な構文については、「Copying Variable Values from Contributing Events to the Rule Output Event (原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー)」を参照してください。
イベント ペア ルールのイベント変数識別子
識別子を使用すると、同じイベントによってルールの複数のインスタンスを生成できるだけでなく、ルールの処理および終了にも影響を与えます。具体的には、識別子を使用すると以下のことが行われます。
イベントが生成されたときにルールのアクティブなインスタンスがある場合は、既存のルール インスタンスをアクティブにしたイベントと比較して新規イベント内の指定した変数の値が異なる場合にのみ、ルールの別のインスタンスが作成されます (ルールの識別子を指定しない場合、およびルールの 1 つのインスタンスがアクティブな場合は、イベントの後続インスタンスが発生したときにルールの後続インスタンスは生成されません)。
ルール出力イベントを生成せずにルールを終了するには、ペアの最初の(ルールをトリガした)イベントと 2 番目の(ルールが監視している)イベントの両方で、指定したすべてのイベント変数の値が同じである必要があります。
たとえば、ポート ダウン イベントを監視した後にポート稼働イベントを監視するイベント ペア ルールを作成し、ポートのインターフェース ID をイベント変数識別子として格納するイベント変数を指定するとします。この場合、デバイス A にポート 1 と 2 があり、ポート 1 がダウンした場合、イベントのルール インスタンスが生成されます。その後ポート 2 がダウンした場合、イベントの 2 番目のインスタンスのインターフェース ID が異なるため、同じイベントによって別のルール インスタンスも生成されます。これにより、2 つの異なるポートに関連するポート ダウン イベントによってルールのアクティブなインスタンスが 2 つ存在することになります。
この例を続行すると、指定した期間内にポート 2 が稼働した場合、関連するルールがルール出力を生成せずに即座に終了します。これは、生成されるポート稼働イベントがポート 2 のインターフェース ID を同じイベント変数に格納する(つまり、ペアの最初のイベントと 2 番目のイベントで、インターフェース ID を格納するイベント変数の ID が同じ)場合も同様です。指定した期間内にポート 1 で同様のイベントが生成されない場合は、関連するルールがルール出力イベントを生成して終了します。
注:
イベント ペア ルールでイベント変数識別子を効果的に使用するには、原因となるイベントでイベント変数の ID が一致する必要があります。つまり、同じイベント変数は同じ変数バインド データを格納する必要があります。そうでない場合、最初のイベントによってアクティブになり、ルール出力イベント内に適切な ID を持つイベント変数にデータをコピーする、イベント条件ルールを作成できます。これにより、ルール出力イベントをペアの 2 番目のイベントとして使用できます。
イベント レート ルールの設定
イベント レート ルールを設定するには、以下のダイアログ ボックスを使用します。
Event Rate Rule dialog in OneClick
このダイアログ ボックスには以下の設定があります。
  • イベント変数識別子
    イベントに含まれているイベント変数の ID のカンマ区切りリスト。リスト内のイベントは、ルールの一部として評価されます。
    個々の ID を入力します。ID の範囲は入力できません。
    識別子を使用すると、同じイベントによってルールの複数のインスタンスを生成できるだけでなく、ルールの処理にも影響を与えます。具体的には、識別子を使用すると以下のことが行われます。
    • イベントが生成されたときにルールのアクティブなインスタンスがある場合は、既存のルール インスタンスをアクティブにしたイベントと比較して新規イベント内の指定した変数の値が異なる場合にのみ、ルールの別のインスタンスが作成されます (ルールの識別子を指定しない場合、およびルールの 1 つのインスタンスがアクティブな場合は、イベントの後続インスタンスが発生したときにルールの後続インスタンスは生成されません)。
    • ルール出力イベントを生成するには、同じイベントのすべてのインスタンスで変数の値が同じである(かつ、他のすべてのルール条件を満たす)必要があります。
  • イベント レート - 発生数 <N>
    ルールが出力イベントを生成するために、指定した期間内に作成する必要がある同じイベントのインスタンスの数。
  • イベント レート - 時間 <T>
    ルールが出力イベントを生成するために、同じイベントの発生数 <N> を必要とする期間。
  • イベント レート - スライディング ウィンドウ
    使用する時間ウィンドウのタイプ。スライディング ウィンドウを選択するか、またはスライディング ウィンドウをクリアして時間の
    シーケンシャル ウィンドウ
    を使用します。両方の詳細については、「イベント レート ルール 」を参照してください。
  • 生成されるイベント <Z> - イベントの生成
    指定した期間内に同じイベントが <N> 回発生した場合に作成する、イベントのイベント コード。
    イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックスでイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 生成されるイベント - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべてのイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
    注:
    イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際の適切な構文については、「Copying Variable Values from Contributing Events to the Rule Output Event (原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー)」を参照してください。
  • 低レート イベント
    (オプション)頻度がしきい値を下回った場合に低レート イベント <L> を生成します。ルールは、頻度のしきい値を再度超えた場合にのみ高レート イベントを再度生成します。
  • 停止イベント
    (オプション)イベントによってルールを停止します。ルールは、停止イベントを設定しない限り継続的に実行されます。多くの場合、ルールを継続的に実行することは適切な動作です。
注:
イベント レート ルールは、トリガ イベントのレートが指定のしきい値を下回った場合に、別のルール出力イベントを生成することもできます。イベント処置ファイルでルールを手動で変更し、そのルール出力イベントを指定します。  詳細については、「EventRateWindow ルール」を参照してください。
イベント シリーズ ルールの設定
以下のダイアログ ボックスを使用してイベント シリーズ ルールを設定できます。
spec--ec--configeventseriesrule--SCR
ダイアログ ボックスの設定には以下のオプションが含まれます。
  • イベント変数識別子
    ルールの一部として評価する、イベント内のイベント変数の ID のカンマ区切りリスト。各 ID を手動で入力します。ID の範囲は入力できません。
    同じイベントによってルールの複数のインスタンスを生成できるようにするには、識別子を使用します。識別子を使用すると、ルールの処理および終了にも影響を与えます。識別子を使用すると、以下の条件が適用されます。
    • イベントの生成中にルールのアクティブなインスタンスがある場合は、既存のルール インスタンスをアクティブにするイベントと比較して新規イベント内の指定した変数の値が異なる場合にのみ、ルールの別のインスタンスが作成されます ルールの後続インスタンスは、ルールに識別子を指定した場合にのみ、ルールの単一のインスタンスがアクティブなときに生成されます。
    • ルール出力イベントを生成するには、原因となるすべてのイベント(つまり、ルールをアクティブにしたイベントと、シリーズに指定されているすべてのイベントの両方)で変数の値が同じである必要があります。
    イベント シリーズ ルールでイベント変数識別子を効果的に使用するには、原因となるイベントでイベント変数の ID が一致する必要があります。つまり、同じイベント変数は同じ変数バインド データを格納する必要があります。または、指定のイベントをトリガし、ルール出力イベント内に適切な ID を持つイベント変数にデータをコピーする、イベント条件ルールを作成できます。その後、シリーズでルールの出力イベントを使用できます。
  • イベント <S> - イベント リスト
    イベントのリスト(シリーズ)が特定のシーケンスで発生してレスポンス イベントの作成をトリガする必要がある場合は、[順序あり]を選択します。シリーズ内のイベントが任意の順序で発生してよい場合は、[順序なし]を選択します。
  • イベント <S> - イベント コード
    ルールが出力イベントを生成するために、ルールをアクティブにしたイベントの後に発生する必要があるイベント シリーズ。シリーズ内のイベントが特定の順序で発生する必要がある場合は、その順序でイベントをリストします。
    リストからイベントを追加、変更、コピー、および削除するには、テーブルの上のボタンを使用します。
    リスト内でイベントを上下に移動するには、イベントを選択し、上向きまたは下向き矢印をクリックします。
    イベントをシリーズに追加でき、また、そのイベント変数内の 1 つ以上の値がルール出力イベント(生成されるイベント <Z>)にコピーされることを指定できます。ダイアログ ボックスでシリーズに追加するイベントを選択するには、以下のいずれかのアクションを実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべてのイベント変数の値をルール出力イベントにコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
  • 時間 <T> - 間隔
    ルールが出力イベントを生成するために、イベント シリーズが発生する必要がある期間。
  • 生成されるイベント <Z> - イベントの生成
    指定した期間内に指定した順序で発生したイベント シリーズへのレスポンスとして、作成するイベントのイベント コード。
    イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 生成されるイベント <Z> - イベント変数のコピー
最初にルールをアクティブにしたイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
[すべてコピー]を選択して、すべてのイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーします。
  • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
注:
イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際に使用する適切な構文については、「Copying Variable Values from Contributing Events to the Rule Output Event (原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー)」を参照してください。
特定のイベント シリーズへのレスポンスとしてイベントを生成するために、複数のイベントの 1 つが最初にその同じシリーズをトリガするようにします。このシナリオを満たすために、シリーズをトリガするすべてのイベントに対して同じイベント シリーズ ルールを作成します。
または、シリーズをトリガするイベントを含め、任意の組み合わせおよび任意の順序のイベント シリーズを監視します。このシナリオを満たすには、以下のルールを作成することお勧めします。
ルールをトリガするイベント(ルールが適用されるイベント)
シリーズ内のイベント(順序なし)
ルール出力イベント(生成されるイベント <Z>)
0x0001002a
0x0001002b、0x0001002c
0x0001002f
0x0001002b
0x0001002a、0x0001002c
0x0001002f
0x0001002c
0x0001002a、0x0001002b
0x0001002f
このルール セットを使用して、任意の順序で発生しているイベント 0x0001002a、0x0001002b、および 0x0001002c の任意の組み合わせがイベント 0x0001002f を生成します。
イベント カウンタ ルールの設定
以下のダイアログ ボックスを使用してイベント カウンタ ルールを設定します。
EventCounter
ダイアログ ボックスの設定には以下が含まれます。
ルールが定義されているイベントは、イベントをカウント アップするものです。最初のイベントは、新規のルール インスタンスおよびカウントを開始します(カウントは 1)。
  • イベント変数識別子
    ルールの一部として評価する、イベント内のイベント変数の ID のカンマ区切りリスト。
    注:
    各 ID を個別に入力します。ID の範囲は入力できません。イベント変数識別子は、すべてのタイプのルールに使用可能な一般的な機能です。
  • カウント ダウン イベント <D> - イベント コード
    1 ずつカウント ダウンするイベント コードを設定します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • カウント ダウン イベント <D> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <D>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[カウント ダウン イベント <D>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
    注:
    イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際に使用する適切な構文については、「Copying Variable Values from Contributing Events to the Rule Output Event (原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー)」を参照してください。
  • カウンタ イベントしきい値 <N>
    到達すると新しいイベントを生成する特定のしきい値を設定します。ルールは、カウントがしきい値を再度下回ると別のイベントも生成します。
  • しきい値違反イベント <V> - イベント コード
    カウントのきい値に達すると生成されます。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • しきい値違反イベント <V> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <V>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[しきい値違反イベント <V>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
  • しきい値リセット イベントの理由: - イベント コード
    カウントがしきい値を再度下回ると生成されます。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • しきい値リセット イベントの理由: - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を、生成されるイベントの理由にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値をしきい値リセット イベントの理由にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
ハートビート ルールの設定
以下のダイアログ ボックスを使用してハートビート ルールを設定できます。
Heartbeat
ダイアログ ボックスの設定には以下が含まれます。
  • イベント変数識別子
    ルールの一部として評価する、イベント内のイベント変数の ID のカンマ区切りリスト。
    注:
    各 ID を入力する必要があります。ID の範囲は入力できません。イベント変数識別子は、すべてのタイプのルールに使用可能な一般的な機能です。
  • ハートビート イベント <H> - イベント コード
    ハートビート イベント コードを設定します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • ハートビート イベント <H> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <H>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[ハートビート イベント <H>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
    注:
    イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際に使用する適切な構文については、「Copying Variable Values from Contributing Events to the Rule Output Event (原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー)」を参照してください。
  • ハートビート期間 <P>
    個々のハートビート間のタイム ギャップを設定します。
  • ハートビートがない場合にイベントを生成 <Z> - イベント コード
    ハートビート イベントがない場合にイベントを生成します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • ハートビートがない場合にイベントを生成<Z> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <Z>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[ハートビートがない場合にイベントを生成 <Z>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
  • (オプション)ハートビート ルール停止イベント <S> - イベント コード
    ハートビート ルール停止イベントは、ハートビート イベント ルールを停止します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
単一イベント ルールの設定
以下のダイアログ ボックスを使用して単一イベント ルールを設定できます。
SingleEvent
ダイアログ ボックスの設定には以下が含まれます。
  • イベント変数識別子
    ルールの一部として評価する、イベント内のイベント変数の ID のカンマ区切りリスト。
    注:
    各 ID を入力する必要があります。ID の範囲は入力できません。イベント変数識別子は、すべてのタイプのルールに使用可能な一般的な機能です。
  • 単一イベントの生成 <S> - イベント コード
    ルールがインスタンス化されたときにトリガ イベントが初めて発生するか、またはリセット イベントが発生した後にトリガ イベントが初めて発生すると生成されます。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 単一イベントの生成 <S> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <D>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[カウント ダウン イベント <D>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
    注:
    イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際に使用する適切な構文については、「Copying Variable Values from Contributing Events to the Rule Output Event (原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー)」を参照してください。
  • ルール リセット イベントの理由: - イベント コード
    リセット イベントを設定します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • ルール リセット イベントの理由: - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <D>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[カウント ダウン イベント <D>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
  • (オプション)ルール リセット通知イベント <N> - イベント コード
    リセット イベントが発生すると生成されます。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • ルール リセット通知イベント <N> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <D>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[カウント ダウン イベント <D>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
単独ベント ルールの設定
以下のダイアログ ボックスを使用して単独イベント ルールを設定できます。
SoloEvent
ダイアログ ボックスの設定には以下が含まれます。
  • イベント変数識別子
    ルールの一部として評価する、イベント内のイベント変数の ID のカンマ区切りリスト。
    注:
    各 ID を入力する必要があります。ID の範囲は入力できません。イベント変数識別子は、すべてのタイプのルールに使用可能な一般的な機能です。
  • 単独イベント前の抑止期間 <B>
    「防止」イベントが発生しない、単独イベント前の期間(秒)を設定します。
  • 単独イベント <S> - イベント コード
    単独イベントを指定します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 単独イベント <S> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <D>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[カウント ダウン イベント <D>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
    注:
    イベント設定を使用して変数 ID または ID の範囲を指定する際に使用する適切な構文については、「原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー」を参照してください。
  • 単独イベント後の抑止期間アクション:
    「抑止」イベントが発生しない、単独イベント後の期間を設定します。
  • 生成されるイベント <Z> - イベント コード
    (「単独」イベントのみが発生したときに)ルールがトリガされると生成されるイベントを定義します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
  • 生成されるイベント <Z> - イベント変数のコピー
    ルールをアクティブにした最初のイベント内の任意のイベント変数の値を[生成されるイベント <D>]にコピーするには、[イベント変数のコピー]を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。
    • [すべてコピー]を選択して、すべての変数の値を[カウント ダウン イベント <D>]にコピーします。
    • [コピー]を選択し、値のコピー元となる特定の変数 ID のカンマ区切りリストを指定します。「1-4」など、ID の範囲を指定することもできます。
  • 抑止イベント <P>
    「抑止」イベントのリストを定義します。ダイアログ ボックスで抑止イベント リストの上にあるボタンを使用して、新しいイベントを追加したり、選択したイベントを修正、コピー、および削除します。
  • 停止イベント <X> - イベント コード
    停止イベントは単独イベント ルールを停止します。イベント コードを指定するには、[参照]をクリックし、[イベントの選択]ダイアログ ボックス(イベント設定にロードされるすべてのイベントが表示される)でイベントを選択して、[OK]をクリックします。
原因となるイベントからルール出力イベントへの変数値のコピー
イベント ルールを使用すると、生成されるイベントが、要因となる複数のイベントが発生した後、または特定の条件が満たされた後にのみ生成される場合があります。
デフォルトでは、ルール出力イベントにはイベント変数がありません。ただし、オプションの処理を指定できます。ルール処理の原因となるイベント内のイベント変数の値を出力イベントにコピーできます。その後、イベント変数識別子を使用して、これらの値に基づくルール出力イベントに対してイベント処理動作を指定できます。また、アラームを生成するイベント内のイベント変数の値もこれらのアラームに保存されるため、イベント識別子を使用して、これらの値に基づいてアラーム処理(アラームの生成またはクリア)を指定できます。この使用方法の例については、「イベント変数コピーとイベント識別子」を参照してください。
原因となるイベント内のすべてのイベント変数がルール出力イベントにコピーされるように指定するか、または変数 ID を指定することができます。トラップと共に送信される変数バインディングの OID に(AlertMap ファイル内で)マップされるイベント変数 ID を使用します。
原因となるイベントからルール出力イベントに特定の変数バインディング値のみをコピーするには、ID のカンマ区切りリストまたは ID の範囲を入力します。以下の図はこの設定を示しています。
spec--ec--copyeventvariables--SCR
最初のテキスト ボックスを使用して、コピー元の、原因となるイベント変数を指定します。2 番目のテキスト ボックスを使用して、値のコピー先となる出力イベント内のイベント変数を指定します。「ソース」テキスト ボックス内の最初の ID が「ターゲット」テキスト ボックス内の最初の ID にコピーされ、同様に順次コピーされます。
1 つのソース変数の値を、別の ID を持つターゲット変数にコピーできます。たとえば、上記の図では、ソース変数 1 がターゲット変数 1 にコピーされ、ソース変数 2 がターゲット変数 3 にコピーされ、ソース変数 3、4、5 がそれぞれターゲット変数 4、5、6 にコピーされることを指定します。
イベント ルールの変更
イベント ルールを変更できます。
イベント ルールを変更する方法
  1. ナビゲーション画面で、イベント ルールをアクティブにする(トリガする)イベントを選択します。
  2. 詳細画面で、[イベント ルール]タブをクリックします。
    選択したイベントのイベント ルールのリストが表示されます。
  3. 変更するイベント ルールを選択し、SPEC--editbutton_ICO (編集)をクリックします。
  4. 必要に応じて、イベント ルールの設定を変更します。
  5. [OK]をクリックします。
イベント ルールの削除
イベント ルールを削除できます。
イベント ルールを削除する方法
  1. ナビゲーション画面で、イベント ルールをアクティブにする(トリガする)イベントを選択します。
  2. 詳細画面で、[イベント ルール]タブをクリックします。
    選択したイベントのイベント ルールのリストが表示されます。
  3. 削除するイベント ルールを選択し、SPEC--clearalarms_deleteusers_ICO (削除)をクリックします。
  4. [OK]をクリックして、削除を確定します。