入力パラメータ

プロシージャは、以下のタイプの入力パラメータを受け入れます。
casp1032jp
プロシージャは、以下のタイプの入力パラメータを受け入れます。
  • 値。値は、タイプおよび値で指定します。
  • 定数。定数は、文字 C の後に定数の予約語を続けて指定します。
  • 別のプロシージャ。これはパラメータが必要な場合に評価され、その戻り値は呼び出し元のプロシージャの実際の入力パラメータとして使用されます。
パラメータ タイプ
パラメータとして直接の値を指定するときには、そのタイプを指定する必要があります。値のタイプには、以下のテーブルに示すように、派生階層があります。一般的なタイプの代わりに特殊なタイプを使用できます。たとえば、符号なし整数の代わりにモデル ハンドルを使用でき、数値の代わりに特殊なタイプのいずれかを使用できます。
パラメータのタイプが想定されるタイプと同じでないか、その派生でない場合、タイプが類似していれば、ほとんどのプロシージャは想定されるタイプへの変換を試みます。変換が失敗するか、変換を行わないと、エラーが発生します。 
注:
ToUInteger プロシージャ(CA Spectrum に付属)を使用すると、パラメータ値を符号なし整数に変換できます。想定されるパラメータ タイプと実際のパラメータ タイプとの変換であるため、多くの場合、これはエラーの回避に役立ちます 
プロシージャでパラメータ タイプを指定するには、タイプの文字(短い記号)を指定します。たとえば、以下のプロシージャのパラメータは両方ともハンドル(ID)で、文字「H」で示されています。最初のハンドルではイベントを生成するモデルを指定し、2 番目のハンドルでは生成するイベントを指定しています。
CreateEvent( { H 0x29c00003 }, { H 0xffff0000 } )
以下のテーブルは、パラメータ タイプ、その派生階層、および関連する短い記号を簡単にまとめたリストです。短い記号の詳細なリストについては、「EventCondition ルール」を参照してください。
パラメータ タイプ
Description
短い記号
オブジェクト
派生ルート
N/A
リスト
リスト ルート
N/A
AttributeList
属性値のリスト
N/A
EventVariableList
イベント変数のリスト
N/A
属性値
指定可能な属性値
N/A
数値
数値ルート
N/A
整数
整数値
I
符号なし整数
符号なし整数の値
U
日時
時刻の値
T
ModelHandle
モデル ハンドル
H
ModelType
モデル タイプ ハンドル
H
RelationHandle
関係ハンドル
H
属性 ID
属性 ID
a
符号なし長整数
符号なし長整数(64 ビット)の値
L
ブール値
ブール値
B
Double
実数値
R
String
文字列ルート
N/A
テキスト文字列
文字列値
S
オクテット文字列
オクテット文字列値
O
タグ付きオクテット文字列
16 進数のタグ付きオクテット文字列
X
Object ID
オブジェクト ID 値
o
IP アドレス
IP アドレス
A
変数
変数の値
V
定数
定数は、文字 C の後に定数の予約語を続けて指定します。たとえば、以下のプロシージャは現在のモデルに対してイベント 0xffff0000 を作成します。
CreateEvent( {C CURRENT_MODEL}, { H 0xffff0000 } )
イベント マップ内のプロシージャでは、以下の定数のリストを使用できます。
CURRENT_EVENT
現在のイベント。SpectroSERVER によって自動的に環境に設定されています。
CURRENT_MODEL
現在のモデル。SpectroSERVER によって自動的に環境に設定されています。
RELATION_SIDE_LEFT
関連付けの左側にあるモデルです。
RELATION_SIDE_RIGHT
関連付けの右側にあるモデルです。
RELATION_SIDE_EITHER
関係付けの両側にあるモデルです。