イベント処置ファイルの場所

すべてのイベント処置(EventDisp)ファイルの名前は、常に EventDisp です。 
casp1032jp
すべてのイベント処置(EventDisp)ファイルの名前は、常に EventDisp です。 
Windows 環境ではファイル拡張子は使用されません。
CA Spectrum で提供されるイベントをサポートする EventDisp ファイルは、以下のディレクトリにインストールされます。
  • $SPECROOT
    /SS/CsVendor/
    vendor_directory
この場所の EventDisp ファイルにより、スコープが 
global
 の、開発者によって作成されるすべてのイベントの処理が定義されます。
vendor_directory
 変数は、EventDisp ファイルが使用されている開発者、ベンダー、または製造元の名前です。 
注:
 一部のインスタンスでは、CA は開発者固有ディレクトリの開発者名以外の何かを使用します。たとえば、IETF ディレクトリには、標準の RFC トラップの結果であるイベントの処理を指定する、EventDisp ファイルが含まれています。
  • $SPECROOT
    /SS/CSVendor/
    vendor_directory
    /
    model_type_name
この場所の EventDisp ファイルにより、スコープが 
model_type_name
 で表される
モデル タイプに限定される
開発者が作成する、すべてのイベントの処理が定義されます。この場合、
vendor_directory
は、モデル タイプが作成された開発者、ベンダー、または製造元の名前です(たとえば、Cisco)。 
注:
 グローバル EventDisp ファイルと、モデル タイプ固有の EventDisp ファイルの両方にイベント マップ エントリが存在する場合、モデル タイプ固有のファイル内のイベント マップ エントリが優先されます。
事前定義済みの CA Spectrum イベントのイベント処理をカスタマイズする場合、または MIB ツールまたはイベント設定を使用して、新しいカスタム イベントを作成する場合は、以下のディレクトリ、またはそのサブディレクトリのいずれかに、カスタム EventDisp ファイルが作成されます。
$SPECROOT
/custom/Events。 
注:
 カスタム EventDisp ファイル内のイベント マップ エントリは、事前定義済みの CA Spectrum の EventDisp ファイル内のこれらのエントリより優先されます。