Ceterus Universal

内容
casp1032jp
内容
このセクションでは、Ceterus Universal Transport System デバイスの一般的な展開シナリオと、
CA Spectrum
でそれらのデバイスをモデリングする方法について説明します。
トラップ処理
EOC チャネルを介してローカル デバイスにトラップを転送するように、リモート Ceterus デバイスを設定することができます。この設定では、ローカル デバイスはゲートウェイとして機能し、これらのトラップを転送します。この機能の詳細については、Ceterus のドキュメントを参照してください。
また、SNMP ターゲット IP アドレスでリモート デバイスを設定することもできます。この設定では、デバイスは管理ポートを介してトラップを送信します。
両方の機能が同時に設定されている場合、
CA Spectrum
は重複したトラップを受信します。Ceterus 管理モジュールは、このケースを処理するように設計されています。このモジュールは受信する Ceterus トラップを評価し、最も適切な
CA Spectrum
デバイス モデルにこれらのトラップを生成します。管理モジュールは、トラップ内の Ceterus デバイス コミュニティ文字列を、デバイスの sysName の値と比較することにより、適切なモデルを選択します。
重要: 
CA Spectrum
はこの決定を下すために、デバイスのコミュニティ名に依存します。その結果、コミュニティ名と sysName を同期する必要があります。sysName のポーリングは、デフォルトで 5 分ごとに発生します。sysName がポーリングを通じて正しく更新されるまで、TID の変更が、トラップの処理に影響を与える可能性があります。管理者が特定の Ceterus デバイス上の TID (sysName)を「Device A」から「Device B」に変更すると、デバイスはそのモデルにトラップを送信します。この場合、
CA Spectrum
はトラップを処理できなくなります。sysName が更新される(デフォルトでは最大 5 分間)まで、トラップ処理は再開されません。