HP BladeSystem c- Class

内容
casp1032jp
内容
このセクションでは、HP (Hewlett-Packard)の BladeSystem c-Class デバイス ファミリを監視するための
CA Spectrum
のサポートについて説明します。
概要
HP BladeSystem c-Class デバイス ファミリのサポートは、増強された認証を使用すると
CA Spectrum
で使用可能になります。トップ レベルの管理は、HP BladeSystem Onboard Administrator (OA)のモデルを使用します。このデバイス ファミリはモデリングされ、シャーシを表す OneClick アイコンを使って、トポロジ内に表示されます。
SPEC--Overview (1)
CA Spectrum
シャーシ デバイス管理には、以下の機能などがあります。
  • C7000 および C3000 シャーシ タイプに対するサポート。
  • 一意のモデル タイプおよびシャーシ アイコンを使って
    CA Spectrum
    に表示される OA サポート。
  • 自動ブレード モデリング。OA モデリングの実行後、非トポロジ モジュール モデルは、占有されているシャーシ スロットごとに作成されます。これらのモデルは、専用されているスロットのハードウェア レベル ビューを表します。
  • ブレード上で実行されている、以前モデリングされた Ping 可能または SNMP 対応いずれかのデバイス モデル(管理デバイス)の自動シャーシ識別。
  • 特定のシャーシのブレードとインターフェースを階層ビューに表示する[Enhanced Interface (拡張インターフェース)]タブ。それぞれが階層内に一意のアイコンを所有している、シャーシ、管理デバイス、モジュール モデル、およびインターフェース。
  • 管理デバイスは、右クリック メニュー オプションを使用して、シャーシに手動で関連付ける(または関連付けを解除する)ことができます。
  • 管理デバイス モデルからシャーシへのナビゲーション ジャンプ。
  • モジュール モデルから管理デバイス(存在する場合)へのナビゲーション ジャンプ。
  • シャーシ ベースの複数の OneClick ビューのサポート。
  • シャーシ ベースのロケータ検索。
  • 拡張された障害分離機能を使用すると、シャーシ全体に関する障害で単一アラームが確実に生成されるため、複数のアラームが発生するシナリオが除去されます。
設定
シャーシ モデリング環境の分析は、デフォルトでは 5 分ごとに発生します。
configInterval
属性を変更することで、サーバと相互接続ブレードに対するポーリング ディスカバリ間隔を変更できます。この属性は、HPBladeOnboardAdmin モデルに関連付けられる個別のアプリケーション モデルに設定されます。サーバ ブレードの場合、関連するアプリケーション モデルは HPServerBladeApp です。相互接続ブレードの場合、関連するアプリケーション モデルは HPNetworkBladeApp です。
[アプリケーション モデル]の下にある[デバイス IP アドレス]ロケータ タブ検索を使って、関連するアプリケーション モデルの特定と選択を行います。OneClick の[コンポーネント詳細]パネルにある[属性]タブを使用して、
configInterval
属性を変更できます。
モジュール関連付けの管理
OA をモデリングすると、自動モジュール モデリングが開始され、モジュールとシャーシとの間に関連付けが作成されます。 シリアル番号によって識別可能な既存の管理対象デバイス モデルが、シャーシに自動的に関連付けられます。 HP Insight Manager Agent は、要求されたシリアル番号を提供します。これが推奨設定です。そうでない場合は、[モジュール関連付け]メニュー オプションを介した手動関連付けを使用します。以降の[モジュール関連付け]メニュー オプションでは、[関連付けの開始]、[関連付けの対象]、[関連付けの削除]などのオプションを使って、関連付けを管理することができます。
HP_Blade_Menu
[OA インターフェース]タブを介して、含まれているモジュールと関連付けられているインターフェースを表示できます。サポート対象の列は、シャーシ場所(前面または後部)、スロット番号、モジュール タイプおよび説明を提供します。モジュール アイコンにより、ハードウェアのタイプを識別できます。
SPEC--HP_Blade_Comp_Detail_2
モジュール モデルから見た場合、[アセット情報] OneClick ビューの[シャーシ]ナビゲーション リンクを使用して、親シャーシを識別できます。また、同じビューの[管理対象デバイス]のリンクを使用して、関連する管理対象デバイス(存在する場合)を識別することもできます。
SPEC--HP_Blade_Asset_Info_3
シャーシの特定
ナビゲーション画面の[ロケータ]タブには、以下の[シャーシ]検索メニュー オプションがあります。この機能を使用すると、ポーリング ディスカバリ間隔を変更できます。
chassis_folder
  • すべてのシャーシ
    すべてのシャーシ モデルを表示します(HP OA モデルなど)
  • すべてのシャーシ管理対象デバイス
    ブレードで実行されている、
    CA Spectrum
    によって管理されているすべてのデバイス モデルを表示します。この検索では、Ping 可能なデバイス モデル、または SNMP 対応のデバイス モデルだけが対象になります。シャーシの占有されているスロットごとに作成されたモジュール モデルは、対象になりません。
  • すべてのモジュール
    シャーシの占有されているスロットごとに、すべてのモジュール モデルが表示されます。管理対象デバイス(SNMP 対応または ICMP 対応デバイス)は検索の対象になりません。これらのデバイスは、占有されたスロットのハードウェア レベル ビューを表します。
  • 管理対象デバイス - シャーシ名
    CA Spectrum
    が管理し、指定されたシャーシのブレード上で実行されているデバイス モデルがすべて表示されます。以降のウィンドウでは、関連するデバイスを表示する特定のシャーシ名を入力できます。
  • モジュール - シャーシ名
    指定されたシャーシのモジュール モデルがすべて表示されます。以降のウィンドウでは、関連するモジュールを表示する特定のシャーシ名を入力できます。
例として、シャーシ検索オプションで[すべてのシャーシ]を選択します。コンテンツ画面に次の結果が表示されます。
HP_Blade_All_Chassis