NSM エージェントのログ ファイル監視
内容
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内容
OneClick で NSM エージェントのログ ファイルの監視とファイルの監視を設定することができます。以下の定義で、これら 2 つの監視の違いについて説明します。
- NSM ログ ファイル監視NSM ログ ファイル監視は、特定のパターンのファイルでコンテンツをウォッチします。
- NSM ファイル監視NSM ファイル監視は、単にファイルの有無をウォッチします。
NSM エージェント ログ ファイル監視では、以下のタスクを実行できます。
- NSM エージェントのファイル監視の編集および表示
- NSM エージェントのログ監視の編集および表示
- NSM エージェントのファイルおよびログ監視のステータス変更の表示
OneClick を使用した NSM エージェントのログ ファイル監視の設定
OneClick を使用して、NSM ホスト エージェントのログ ファイル監視を設定できます。
以下の手順に従います。
- コンテンツ画面で、監視するログ ファイルを含むモデルを選択します。このホスト デバイスに関する情報がコンポーネント詳細画面に表示されます。
- コンポーネント詳細画面の[情報]タブで、[システム リソース]-[監視対象ログおよびファイル]-[監視対象ログ]を展開します。監視対象ログ リストが表示されます。
- 監視対象ログ リストで[追加]をクリックします。[ログ ファイル監視の追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 必要に応じてログ ファイル監視設定を設定します。以下のオプションを使用できます。
- 監視名このログ ファイル監視の名前を示します。
- ファイル名監視するログ ファイルのフル パスおよびファイル名、またはワイルドカードを使用したファイル名を指定します。
- 一致パターンファイルで指定された正規表現が見つかった場合は、ダウン状態のモニタを配置します。
- 不一致パターンファイルで指定された正規表現が見つからない場合は、ダウン状態のモニタを配置します。
- 一致パターンの切り替えファイルで指定された正規表現が見つかった場合は、稼働状態のモニタを配置します。このフィールドは、ステータス ポリシーが toggled または toggledEOF の場合のみ利用可能です。
- 不一致パターンの切り替えファイルで指定された正規表現が見つからない場合は、稼働状態のモニタを配置します。このフィールドは、ステータス ポリシーが toggled または toggledEOF の場合のみ利用可能です。
- 開始開始文字位置です。
- End終了文字位置です。
- ステータス ポリシー監視でのファイルの処理方法を定義します。以下のオプションを使用できます。
- poll
- 監視ステータスは、各ポーリングの初めに UP に設定されます。一致した場合、状態は DOWN に変更されます。それが新しい監視でない限り、ファイルは前回の読み取り場所からスキャンされます。新しい監視の場合、ファイル全体が読み取られます。
- historical
- 一致が発生するときに、監視ステータスを DOWN に設定し、ステータスはログ ファイルの有効期間に DOWN のままです。そのため、ログ ファイルが再作成されます。それが新しい監視でない限り、ファイルは前回の読み取り場所からスキャンされます。新しい監視の場合、ファイル全体が読み取られます。
- startFromPreviousRead
- 一致が発生するときに、監視ステータスを DOWN に設定し、リセットするまでステータスは DOWN のままです。ファイルは前回の読み取り場所からスキャンされます。
- toggled
- 履歴属性と同様に DOWN パターンを指定できます。また、UP パターン(一致および不一致パターンの切り替え属性で形成)も指定でき、UP に状態を戻す変更と比較されます。ファイルは前回の読み取り場所からスキャンされます。
- firstLineOnly
- ファイルの最初の行のみを読み取ります。監視ステータスは、各ポーリングの初めに UP に設定されます。一致が見つかる場合、状態は DOWN に変更されます。
- pollEOF
- 監視ステータスは、各ポーリングの初めに UP に設定されます。一致が見つかる場合、状態は DOWN に変更されます。ファイルの最後から読み取りが開始された場合、それが新しい監視でない限り、ファイルは前回の読み取り場所からスキャンされます。
- startFromPreviousReadEOF
- 一致が発生するときに、監視ステータスを DOWN に設定し、リセットするまでステータスは DOWN のままです。ファイルの最後から読み取りが開始された場合、それが新しい監視でない限り、ファイルは前回の読み取り場所からスキャンされます。
- toggledEOF
- 履歴属性と同様に DOWN パターンを指定できます。また、UP パターン(一致および不一致パターンの切り替え属性で形成)も指定でき、UP に状態を戻す変更と比較されます。ファイルの最後から読み取りが開始された場合、それが新しい監視でない限り、ファイルは前回の読み取り場所からスキャンされます。
- rescan
- ファイルの長さが増加した場合は、先頭からファイルを再スキャンします。ファイルが 10 KB を超える場合は、モニタを UNKNOWN に設定します。
- 監視ステータス
- トラップ送信をマッチングせず、モニタのステータスを無効にできます。以下のオプションを使用できます。
- downCritical
- 状態の変更が設定されているように動作し、クリティカル アラートが発生することを示します。
- doNotMonitor
- ログ ファイルが監視され、状態は常に UP となることを示します。
- downWarning
- 状態の変更が設定されているように動作し、警告アラートが発生することを示します。
- トラップ送信ポリシー監視ステータス トラップに適用されるポリシーを定義します。以下のオプションを使用できます。
- never
- 状態の変更により、トラップが送信されることがないことを示します。
- once
- 監視状態が変化した場合のみ、状態変更トラップが送信されることを示します。
- perPoll
- 状態は変更されないが、最後のポーリング以降に一致状態が発生した場合でも、状態変更トラップがすべてのポーリングが送信されることを示します。
- each
- エージェントが検出された一致ごとに状態変更トラップが送信されることを示します。切り替え属性については、監視がダウンした場合、切り替えパターンは検索される次の一致になります。この結果、後続のダウン パターンは一致しません。
- 一致トラップ ポリシー一致トラップに適用されるポリシーを定義します。以下のオプションを使用できます。
- 送信
- 見つかった一致ごとにトラップを送信します。切り替え属性については、監視がダウンした場合、切り替えパターンは検索される次の一致になります。この結果、状態監視がオフになっていない限り、後続のダウン パターンは一致しません。
- doNotSend
- 見つかった一致ごとにトラップを送信しません。
- 履歴ポリシートラップの詳細を履歴テーブルに格納するかどうかを定義します。以下のオプションを使用できます。
- generateHistory
- ステータス トラップが履歴テーブルに記録されることを示します。
- noGenerateHistory
- ステータス トラップが履歴テーブルに記録されないことを示します。
- [OK]をクリックします。監視設定は、監視対象ログ リストに追加されます。監視はすぐに開始されます。
OneClick を使用した NSM エージェントのファイル監視の設定
OneClick を使用して、NSM ホスト エージェントのログ ファイル監視を設定できます。
以下の手順に従います。
- コンテンツ画面で、監視するファイルを含むモデルを選択します。このホスト デバイスに関する情報がコンポーネント詳細画面に表示されます。
- コンポーネント詳細画面の[情報]タブで、[システム リソース]-[監視対象ログおよびファイル]-[監視対象ファイル]を展開します。監視対象ファイル リストが表示されます。
- 監視対象ファイル リストで[追加]をクリックします。[ファイル監視の追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
- ファイル監視の設定を設定します。特に以下の必須およびオプションの設定に注意してください。
- 監視名ファイル監視の名前を示します。
- ファイル名この監視がウォッチするファイルの名前を示します。
- ファイルありファイルが存在するかどうかを示します。
- トラップ送信ポリシーNSM エージェントがトラップを送信する間隔を指定します。以下の設定を使用できます。
- never
- トラップを送信しません。
- once
- 状態が変化した場合にのみ、トラップを送信します。
- perPoll
- 状態がダウンの場合の各ポーリングでステータス トラップを送信します。
- [OK]をクリックします。監視設定は監視対象ファイル リストに追加され、監視はすぐに開始されます。