SystemEDGE アプリケーション Insight モジュール(AIM)
内容
casp1032jp
内容
SystemEDGE エージェントは、エージェントの初期化時に Application Insight Module (AIM)をロードできるプラグイン アーキテクチャを備えています。これらの AIM は、アプリケーション固有の意味的知識をサポートするために、拡張可能で柔軟な手法を提供します。
CA Spectrum
は以下の AIM をサポートします。- Apache Web サーバ
- Microsoft IIS
- CA Insight DPM for DB2、Oracle、SQL Server、および Sybase
注:
SystemEDGE AIM は、選択された SystemEDGE エージェントに対してコンポーネント詳細画面の[情報]タブから利用可能です。さらに、
CA Spectrum
は Insight AIM によってトラップを介して送信されたアラームを報告します。各 Insight AIM はそのタイプに一意のトラップを送信し、これで Insight AIM エージェント タイプを区別できます。アラームごとの詳細情報には、データベース名、アラーム タイプ、およびアラームの説明も含まれます。Insight AIM のアラーム タイプは、エージェント タイプによって異なり、さまざまな通知可能な状況を網羅します。これらの AIM アラームは、
CA Spectrum
の他のアラームと違わず、同じテーブルに表示され、同じ機能を提供します。Apache Web サーバ
Apache 用の AIM では、Apache Web サーバのヘルスおよび可用性を監視できます。
このモジュールは SystemEDGE エージェントで動作し、以下の情報を提供します。
- Web サーバが受信している「ヒット」数。日常的な処理量を追跡したり、異常なトラフィック レベルやサービス拒否攻撃を監視するための監視ポイントを設定できます。
- Web ログ ファイルおよび Web サーバ ファイルが消費しているスペースの量。
- アイドル状態のサービスおよびアクティブなプロセス。Apache Web サーバ プロセスがアイドル サービスをどれだけ効率的に監視しているかを評価し、アイドル サービス数が著しく少ない場合に警告を確認し、アクティブなプロセス数を監視できます。
- Apache Web サーバが使用しているシステム リソース(CPU およびメモリ)の割合。
- Web サーバのボトルネックが CPU、メモリ、ディスクまたはネットワークに関連付けられるかどうか。
Microsoft IIS
Microsoft IIS 用の AIM は、Microsoft IIS アプリケーションおよびシステム リソースでのその使用を監視するために必要な情報を提供します。
このモジュールは SystemEDGE エージェントで動作し、以下のタスクを実行できます。
- Microsoft IIS およびそのサービス(Web、FTP、SMTP および NNTP)の可用性を監視する。
- 失敗したサービスを自動的に再起動する。
- CPU (中央演算処理装置)使用率、ディスク領域、メモリなどのシステム リソースで Microsoft IIS が重大なレベルを消費し始めたかどうかを判断する。
- Web、FTP、SMTP、および NNTP サービス全体で、セキュリティ、システム、およびアプリケーション イベントのログを監視する。
- Web 404(ページが見つかりません)エラーおよび ASP スクリプト エラーなど、アクティブ サーバ ページ (ASP)、CGI (Common Gateway Interface)、およびインターネット サーバ アプリケーション プログラム インターフェース(ISAPI)アプリケーション拡張ページ全体のエラー統計を検出します。
CA Insight DPM
Insight AIM は、リアルタイムの管理および長期トレンドや容量の計画のために、DBMS タイプのパフォーマンス、設定、可用性およびヘルスに関する重要な情報を提供します。
Insight AIM には、サポートされる各 DBMS タイプに固有の変数を含む管理情報ベース(MIB)が実装されています。以下の DBMS タイプをサポートしています。
- DB2
- Oracle
- SQL Server
- Sybase