状態相関ドメインを作成する方法

管理対象のインフラストラクチャ リソースの特定のグループに相関システムを展開することは、相関ドメインを作成することと同義です。いったん、ドメインがあるランドスケープで作成されると、相関システムは有効になります。
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管理対象のインフラストラクチャ リソースの特定のグループに相関システムを展開することは、相関ドメインを作成することと同義です。いったん、ドメインがあるランドスケープで作成されると、相関システムは有効になります。
注:
状態相関は、1 台の
SpectroSERVER
、または複数の
SpectroSERVER
で実装されます。そのため、OneClick Web サーバを起動または停止した場合、状態相関は影響されません。
必要なドメイン パラメータを設定する前に、以下の情報を確認します。
  • ドメインには、それに適用される少なくとも 1 つのポリシーがあります。
  • ポリシーには少なくとも 1 つのルールが含まれます。
  • ルール条件は、相関的な関連付けに対してルールが評価する状態に対して、論理上適切です。
重要:
実稼働環境でシステムを展開する前に、問題を作成して相関システムの管理およびテストを行ってください。
以下のタスクを実行して状態相関ドメインを作成します。
  1. ドメインを作成し、ドメインに含めるリソースを追加します。後の手順で、ドメインに 1 つ以上の相関ポリシーを適用できます。
    いったん、ドメインを作成すると、いつでもリソースをドメインに追加したり、ドメインからリソースを削除したりできます。
  2. 相関ルール条件によって評価される 1 つ以上の状態を作成します。
    注:
    使用可能な状態を使用する場合は、この手順をスキップします。
  3. ルールによって指定された条件を満たしている場合、根本原因の状態および徴候的な状態の関連付けを確立するルール(複数可)を作成します。
    注:
    使用可能なルール(事前定義済み状態を指定するルールなど)を使用する場合は、この手順をスキップします。
    ルールは複数の状態を評価します。ルール条件を満たしている場合、状態相関では、ある状態を根本原因状態として、また別の状態を根本原因状態の兆候として識別します。いったんルールを作成すると、評価対象の条件または状態をいつでも変更できます。
  4. ドメインと関連付ける相関ルールが含まれるポリシー(複数可)を作成します。
    注:
    使用可能なポリシーを使用する場合は、この手順をスキップします。ポリシーにいつでもルールを追加したり、ポリシーからルールを削除したりできます。
  5. 1 つ以上のポリシーをドメインに適用します。
    注:
    既存の相関ドメインは、ポリシー変更に自動的に対応し、正しい相関状態を維持します。
    状態相関プロセスは、ドメインに含まれているリソースに対して有効になります。ドメインは OneClick 内で相関ドメイン コンテナとしてモデリングされます。
    以下のイメージは、ドメイン コンテナ、およびそれに含まれるリソースの例です。
    SPEC--correlationdomain_explorerview_SCR