詳細な操作

sp Outsourcer Billing により、いくつかの詳細オプションを使用して、ニーズに合わせてその操作をカスタマイズすることができます。
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CA Spectrum
Outsourcer Billing により、いくつかの詳細オプションを使用して、ニーズに合わせてその操作をカスタマイズすることができます。
カスタム課金のためのクラス ファイルの上書き
デフォルトのデバイスの分類を上書きしたいと考える場合があります。たとえば、ブルーターをスイッチやルータのいずれかとして、定義する必要がある場合があります。または、完全に新しいデバイスの分類を定義する必要がある場合もあります。この場合は、overrideClassFile パラメータを使用します。
デフォルトのデバイス クラス ファイルを上書きするには
  1. 以下の形式でモデル タイプ名と新しいクラス番号を含むテキスト ファイルを作成します。
    model_type_name new_class_number
    ファイルは次のようになります。
    GnSNMPDev 5
  2. 新しいファイルに名前を付けます。
  3. -overrideClassFile パラメータと新しく作成したファイルの名前を値として使用して、
    CA Spectrum
    Outsourcer Billing を起動します。以下に例を示します。
    $ ./Billing -landscape <landscape_handle> -overrideClassFile newclass
    出力ファイルが画面に表示され、名前(Hub、Switch など)によって新しいデバイスのクラスが含まれます。
メール待ち行列サイズの調整
デフォルトで
CA Spectrum
Outsourcer Billing は、一度に 1024 個の保留中の SpectroSERVER 要求を待ち行列に入れることができます。ただし、メール待ち行列がいっぱいになった場合、mailQueueSize パラメータを使用して、
CA Spectrum
Outsourcer Billing に渡すことができる要求を増やすように、待ち行列サイズを設定できます。
CA Spectrum
Outsourcer Billing
を使用する場合に、メール待ち行列のサイズを調整するには
  • -mailQueueSize パラメータを使用して、
    CA Spectrum
    Outsourcer Billing を起動します。以下に例を示します。
    $ ./Billing -landscape <landscape_handle> -mailQueueSize 2048
    新しい 2048 個の保留中の SpectroSERVER 要求を 
    CA Spectrum
    Outsourcer Billing に渡すことができます。
注:
 mailQueueSize パラメータの値は 1 以上である必要があります。無効な値(0 や負の値など)が入力された場合、
CA Spectrum
Outsourcer Billing が終了します。
メール タイムアウト値の調整
CA Spectrum
Outsourcer Billing で SpectroSERVER からのレスポンスをデフォルトの 1800 秒より長く待機させたい場合があります。たとえば、DSS 環境で、
CA Spectrum
Outsourcer Billing を実行させるリモート SpectroSERVER が異常終了した場合、そのマシンが再起動するために必要な時間を補うように、タイムアウト値を増やしたいことがあります。
CA Spectrum
Outsourcer Billing
を使用する場合に、メール タイムアウト値を調整するには
  • -mailTimeout パラメータを使用して、
    CA Spectrum
    Outsourcer Billing を起動します。以下に例を示します。
    $ ./Billing -landscape <landscape_handle> -mailTimeout 3600
    これで、
    CA Spectrum
    Outsourcer Billing は、リモート SpectroSERVER からのレスポンスがないことを示すエラー メッセージで応答する前に、3600 秒待機するようになります。
スロットル数の調整
CA Spectrum
Outsourcer Billing が、タイムアウトしたいくつかのデバイス モデルからデバイス情報を読み取っている場合があるため、アプリケーションの反応が鈍くなったように見えることがあります。これは、デフォルトで 
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Outsourcer Billing が一度に 500 個のモデルから情報を読み取るために発生する可能性があります。
CA Spectrum
Outsourcer Billing の呼び出し時に、そのデフォルトの数値を減らすことができます。
CA Spectrum
Outsourcer Billing を使用する場合に、スロットル数を調整するには
  • -throttle パラメータを使用して、
    CA Spectrum
    Outsourcer Billing を起動します。以下に例を示します。
    $ ./Billing -landscape <landscape_handle> throttle 200
    これで、
    CA Spectrum
    Outsourcer Billing は同時に 200 個だけのモデルから情報を読み取るようになります。
注:
 スロットル パラメータの値は 1 以上である必要があります。無効な値(0 や負の値など)が入力された場合、
CA Spectrum
Outsourcer Billing が終了します。
デバッグ情報の収集
CA Spectrum
Outsourcer Billing に関する技術的支援を必要とする場合は、-debug オプションでアプリケーションを実行し、出力をファイルにキャプチャする必要があります。これにより、トラブルシューティングや分析のために必要な低レベルの情報がサポート担当者に提供されます。以下に例を示します。
$ ./Billing -landscape <landscape_handle> -debug > debugfile