VRF パス トレースでの VPN パスのステータスの確認
内容
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内容
MPLS VPN マネージャを使用すると、2 つの方法で VPN 内のパスを監視できます。バックグラウンド パス監視を有効にして、あらかじめ設定された間隔でパスを一貫した方法で監視できます。また、オンデマンドでパス トレース コマンドを発行して、2 つの VPN のサイト間のパスを確認することもできます。
重要:
VRF パス トレースが正常に動作するには、CA Spectrum
でデバイスをモデリングするときに、読み取り/書き込みコミュニティ文字列を使用する必要があります。バックグラウンド パス監視
バックグラウンド パス監視では、選択した設定オプションに基づいて VPN のサイト間のパスをトレースします。パス トレースの結果は、VPN サイト モデルの[VRF パス トレース履歴]メニューに表示されます。
バックグラウンド パス監視を使用するには、以下のパラメータを設定する必要があります。
- VPN Manager モデルの設定では、VRF パス トレース パラメータを設定する必要があります。これらの各パラメータについては、VRF パス トレースのセクションで説明します。
- VPN モデルの設定では、パス トレースに参加するように VPN を設定し、必要に応じて、VRF パス トレースしきい値違反に関連するアラームをオンにする必要があります。
- VPN サイト リストでは、各 VPN サイトのトレース モードを設定する必要があります。手順については、「VPN サイト モデルの設定」を参照してください。
VPN パス トレースの履歴結果は、[情報]タブの VPN サイト モデルの[VRF パス トレース履歴]メニューに表示されます。
オンデマンド パス監視
オンデマンド パス トレースでは、選択した 2 つの VPN サイト間のパスをトレースします。2 つの VPN サイトは、同じ VPN に属している必要があります。
オンデマンド パス トレースを開始する方法
- すべてのサイト検索を実行するか、またはナビゲーション画面の[エクスプローラ]タブで目的の VPN サイト モデルを見つけて、手順 2 をスキップします。
- コンテンツ画面で、[結果]リストから設定する VPN サイト モデルを見つけます。
- パス トレースを開始する VPN サイト モデルを右クリックします。
- [Vrf トレース開始ポイントの選択]を選択します。
- パス トレースの宛先である VPN サイト モデルを右クリックし、[Vrf トレース - <VpnSite> から]を選択します。これにより、オンデマンド パス トレースが開始します。パス トレースの結果は、パス トレースの終了後、ダイアログ ボックスに表示されます。