MPLS VPN Manager のトラブルシューティング
MPLS VPN Manager のトラブルシューティング
casp1032jp
MPLS VPN Manager の一般的な問題および解決方法を以下の表に示します。
Description | 対策 |
MPLS VPN Manager は現在、カスタマ モデルの作成またはカスタマ VPN 情報の入力をサポートしていません。 | 関連付けられたカスタマ名で VPN に名前を付けることができます。 |
VPN サイト モデルの状態が正しく更新できない場合があります。 | MPLS VPN Manager でポートのポーリングが有効であることと、ポート間の接続が CA Spectrum によって解決されていることを確認します。 さらに、トラップを使用して、VPN サイトの状態を判断することができます。インターフェースおよび VPN に代わって、CA Spectrum にトラップを送信するようにデバイスを設定する必要があります。 |
トラップが有効になっている場合でも、ネットワーク ケーブルを抜いて差し直した場合、VPN サイト アラームはクリアされません。ケーブルがルータに接続された場合、mplsVrfIfUp トラップは送信されません。 | これは、Cisco IOS ファームウェアの問題です。 mplsVrfIfUp トラップは VPN サイトがオンラインに戻った場合(インターフェースが管理上「ダウン」に設定されて「アップ」に戻った場合や、インターフェースがオフになって Cisco IOS を使用してオンにした場合など)に送信されます。 |
関連付けられた VPN サイトが MPLS VPN Manager によって変更された後、ルータ上の VRF 設定に説明が追加されます。MPLS VPN Manager のサイトに関する情報を表示する場合、新しい説明がサイト検索結果リストの[説明]列または[コンポーネント詳細]パネルの[一般情報]セクションの[説明]フィールドに表示されません。 | VpnSite のモデルを破棄し、サイトをモデリングする新しい VPN ディスカバリを実行します。MPLS VPN Manager は、適切な場所に VRF の説明を表示します。 |
VRF パス トレースは、トレースが失敗したことを示すエラー メッセージを表示してタイムアウトになります。 | パス トレース タイムアウト値を増やします。 |
MPLS VPN Manager は、JUNOS 8.2 R1.7 で実行されている Juniper M シリーズのデバイスの一意の VRF エントリごとに VpnSite モデルを作成しません。 | JUNOS 8.2 R2.4 以降にアップグレードします。 |
現在の実装では、各ソース サイトに単一のテスト モデルのみを作成します。これによって、各テストに一定時間(通常は 5 秒)がかかるため、遅延の問題が発生する可能性があります(サイト数が多い場合)。 デフォルト ポーリング時間は 1200 秒で、システムは約 240 サイト/vpn をサポートします。このような場合、ping の失敗数は、あるポーリング サイクルから別のポーリング サイトに変更される場合があります。 | 宛先サイトの数に基づいて VRF ポーリング間隔を増加させます。 |