MPLS VPN Manager のトラブルシューティング

MPLS VPN Manager のトラブルシューティング
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MPLS VPN Manager の一般的な問題および解決方法を以下の表に示します。
Description
対策
MPLS VPN Manager は現在、カスタマ モデルの作成またはカスタマ VPN 情報の入力をサポートしていません。
関連付けられたカスタマ名で VPN に名前を付けることができます。
VPN サイト モデルの状態が正しく更新できない場合があります。
MPLS VPN Manager でポートのポーリングが有効であることと、ポート間の接続が CA Spectrum によって解決されていることを確認します。
さらに、トラップを使用して、VPN サイトの状態を判断することができます。インターフェースおよび VPN に代わって、CA Spectrum にトラップを送信するようにデバイスを設定する必要があります。
トラップが有効になっている場合でも、ネットワーク ケーブルを抜いて差し直した場合、VPN サイト アラームはクリアされません。ケーブルがルータに接続された場合、mplsVrfIfUp トラップは送信されません。
 これは、Cisco IOS ファームウェアの問題です。
mplsVrfIfUp トラップは VPN サイトがオンラインに戻った場合(インターフェースが管理上「ダウン」に設定されて「アップ」に戻った場合や、インターフェースがオフになって Cisco IOS を使用してオンにした場合など)に送信されます。
関連付けられた VPN サイトが MPLS VPN Manager によって変更された後、ルータ上の VRF 設定に説明が追加されます。MPLS VPN Manager のサイトに関する情報を表示する場合、新しい説明がサイト検索結果リストの[説明]列または[コンポーネント詳細]パネルの[一般情報]セクションの[説明]フィールドに表示されません。
VpnSite のモデルを破棄し、サイトをモデリングする新しい VPN ディスカバリを実行します。MPLS VPN Manager は、適切な場所に VRF の説明を表示します。
VRF パス トレースは、トレースが失敗したことを示すエラー メッセージを表示してタイムアウトになります。
パス トレース タイムアウト値を増やします。
MPLS VPN Manager は、JUNOS 8.2 R1.7 で実行されている Juniper M シリーズのデバイスの一意の VRF エントリごとに VpnSite モデルを作成しません。
JUNOS 8.2 R2.4 以降にアップグレードします。
現在の実装では、各ソース サイトに単一のテスト モデルのみを作成します。これによって、各テストに一定時間(通常は 5 秒)がかかるため、遅延の問題が発生する可能性があります(サイト数が多い場合)。
デフォルト ポーリング時間は 1200 秒で、システムは約 240 サイト/vpn をサポートします。このような場合、ping の失敗数は、あるポーリング サイクルから別のポーリング サイトに変更される場合があります。
宛先サイトの数に基づいて VRF ポーリング間隔を増加させます。