MIB のサポートおよびデバイスの互換性
MPLS VPN Manager は以下をサポートします。
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MPLS VPN Manager は以下をサポートします。
- Cisco - MPLS 仮想プライベート ネットワーク MIB (MPLS-VPN-MIB)。Cisco の MPLS-VPN-MIB は、IETF ドラフト MPLS/BGP VPN MIB のドラフト 3 に基づいています。
- Juniper - Juniper Enterprise VPN MIB。また、IETF MPLS/BGP VPN MIB のドラフト 4 が部分的にサポートされます。
CA spectrum r9.4.1 以降、MPLS VPN Manager は MPLS L3VPN STD-MIB (RFC4382)をサポートします。
- CISCO デバイスでドラフト MIB と MPLS-L3VPN-STD-MIB の両方がサポートされている場合、MPLS VPN Manager は MPLS-L3VPN-STD-MIB をモデリングの対象とします。
- Juniper デバイスでドラフト MIB と MPLS-L3VPN-STD-MIB がサポートされている場合、L3 VPN MIB が MPLS VPN ドラフト MIB よりも優先されます。
CA Spectrum 9.4 以前に MPLS-L3VPN-STD-MIB のみをサポートするモデルがある場合は、9.4.1 にアップグレードしてから、それらのモデルを手動で再設定する必要があります。これにより、MPLS VPN Manager は以前に検出されなかった VPN を検出できるようになります。
ドラフト MIB と MPLS-L3VPN-STD-MIB の両方をサポートするデバイスの場合、既存の機能に変更はありません。ただし、VPN Manager で MPLS-L3VPN-STD-MIB から情報を読み取ることができるため、既存のモデルを再設定することをお勧めします。
これらの MIB では、PE ルータ インターフェース で設定されている VPN の以下の設定情報へのアクセスが提供されます。
- 仮想ルーティング/転送(VRF)インスタンス テーブル(mplsVpnVrf/mplsL3VpnVrf) - VRF ごとのルート記述子(RD)と VPN 名が含まれています。
- VPN インターフェース設定テーブル(mplsVpnInterfaceConf/mplsL3VpnIfConf) - ifTable のエントリを VRF に関連付けます。
MPLS VPN Manager は以下の MIB を使用して、VRF Ping および VRF トレース機能をサポートします。
- Cisco- RTTMON MIB
- Juniper- RFC2925、Juniper Ping MIB、および Juniper Traceroute MIB
MPLS VPN Manager は、Juniper Enterprise VPN MIB で、以下のテーブルをサポートしています。
- 設定済みの VPN のテーブル(jnxVpnTable)
- VPN インターフェースのテーブル(jnxVpnIfTable)
MPLS VPN Manager の機能は、MPLS VPN が適切に設定されたネットワークで Cisco IOS 12.2(15) T8 以上を実行している Cisco GSR 12000 および 7500 シリーズのルータでサポートされます。Juniper のサポートは JunOS 6.1 以降が対象となります。