VRF パス トレースの設定

MPLS VPN マネージャは、サーバ間パス トレースを有効または無効にすることができます。関連性が低いドメイン間でサーバ間パス トレースを有効にするのは推奨されません。たとえば、高度にセグメント化されているサービス カスタマ ドメイン間で VRF パス トレースを実行すると、PE ルータのパフォーマンスが低下する可能性があります。VRF パス トレース オプションの設定では、MPLS VPN Manager のパフォーマンスを最適化することができます。
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MPLS VPN マネージャは、サーバ間パス トレースを有効または無効にすることができます。関連性が低いドメイン間でサーバ間パス トレースを有効にするのは推奨されません。たとえば、高度にセグメント化されているサービス カスタマ ドメイン間で VRF パス トレースを実行すると、PE ルータのパフォーマンスが低下する可能性があります。VRF パス トレース オプションの設定では、MPLS VPN Manager のパフォーマンスを最適化することができます。
VRF パス トレース オプションを設定する方法
  1. MPLS VPN Manager を開きます
    MPLS VPN Manager が開き、選択した VPN Manager に関する情報がコンテンツ画面に表示されます。
  2. [情報]タブをクリックします。
  3. [設定]、[VRF パス トレース]サブビューの順に展開します。
  4. 以下のフィールドの[設定]をクリックして、設定を選択して[保存]をクリックします。
    • パス トレースの有効化
      選択した VPN Manager モデルによって管理されるすべての VPN モデルを対象としたすべてのパス トレース機能を有効にします。このオプションを[いいえ]に設定すると、パス トレースが無効になります。
      デフォルト:
      いいえ
    • パス トレース間隔(秒)
      サイト間パス トレースの呼び出し間隔を決定します。
      デフォルト:
      1200
    • パス トレース タイムアウト(ミリ秒)
      VRF パス トレースが完了するまで待機する時間(ミリ秒)を決定します。
      デフォルト
      : 25000
    • 履歴制限
      任意の 1 組の VPN サイト間で記憶するパスの最大数を定義します。メモリ使用量を制限するため、履歴制限の最大値は 12 です。
      制限:
      1 ~ 12
      デフォルト:
      5
    • VPN 間パス トレースの有効化
      VRF パス トレースが重複している VPN 境界をまたがるかどうかを制御します。たとえば、vpn-blue からの VPN サイトは通常、vpn-red からの VPN サイトと通信しません。vpn-blue がルート ターゲットを vpn-red からインポートした場合、これらは通信する
      可能性があります
      。この属性(EnableTransVpnTrace)は、MPLS VPN Manager がこのサービス保証(SA)テストを試行するかどうかを決定します。
      デフォルト:
      はい
    • サーバ間のパス トレースの有効化
      サイト間の接続性テストが複数の
      SpectroSERVER
       の間で発生するかどうかを決定します。[いいえ]に設定すると、サイト間テストは 1 つの
      SpectroSERVER
       のみで発生します。
      デフォルト:
      はい
    • パス変更アラームの有効化
      パス変更数が重大、メジャー、およびマイナーしきい値 % 値を超えたときに 
      CA Spectrum
      がアラームを生成するかどうかを決定します。
      デフォルト:
      いいえ
    • 重大しきい値 %
      指定されたポーリング サイクル中のパス変更の割合の重大しきい値を定義します。この値が 0 に設定されている場合、MPLS VPN Manager はすべてのパス変更に対してアラームを生成します。
      デフォルト:
      10
    • メジャーしきい値 %
      指定されたポーリング サイクル中のパス変更の割合のメジャーしきい値を定義します。この値が 0 に設定されている場合、MPLS VPN Manager はすべてのパス変更に対してアラームを生成します。
      デフォルト:
      5
    • マイナーしきい値 %
      指定されたポーリング サイクル中のパス変更の割合のマイナーしきい値を定義します。この値が 0 に設定されている場合、MPLS VPN Manager はすべてのパス変更に対してアラームを生成します。
      デフォルト:
      3
    注:
     MPLS VPN Manager は、VRF パス トレース機能のためにのみこれらのしきい値を使用します。
    VRF パス トレース オプションが設定されます。