LSP パフォーマンスの分析
MPLS 環境および環境内の LSP のパフォーマンスを測定するには、LSP によって使用されるデバイスおよびインターフェースを分析する必要があります。それらのステータスは、MPLS 環境の全体的なヘルスを判断し、パフォーマンスを向上するための変更を行う必要があるかどうかを決定するのに役立ちます。
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MPLS 環境および環境内の LSP のパフォーマンスを測定するには、LSP によって使用されるデバイスおよびインターフェースを分析する必要があります。それらのステータスは、MPLS 環境の全体的なヘルスを判断し、パフォーマンスを向上するための変更を行う必要があるかどうかを決定するのに役立ちます。
LSP のパフォーマンスを監視できる領域は以下のとおりです。
- パス変更数- 過剰なパス変更は、LSP のデバイスまたはネットワーク接続の問題を示している可能性があります。たとえば、プライマリ パスのルータが継続的に最大容量に達するため、LSP は 90 % の時間セカンダリ パスに切り替えることがあります。この場合、その LSP でサービス停止が発生する前に、パス内のデバイスおよびインターフェースを分析し、原因を特定して、問題のトラブルシューティングを行うことができます。MPLS Transport Manager を使用して、LSP のパス変更の最大しきい値を指定できます。しきい値に違反した場合、アラームが生成されます。
- デバイス停止- デバイスの停止が発生し、アラームが発生した場合、停止が環境内の LSP に影響を与えているかどうかを迅速に把握する必要があります。MPLS Transport Manager で、これらのデバイスがモデリングされた場合、アラームの詳細に影響を受けた LSP に関する情報が表示されます。
- アラーム- MPLS 環境から生成されたすべてのアラームから、パフォーマンスの問題の詳細を把握できます。LSP に影響するデバイスおよびインターフェース モデルに対して生成されるアラームの影響は、影響を受けた LSP パス(つまり、プライマリ、セカンダリなど)とアラームによって影響を受けた LSP の数などの情報を組み合わせて判断されます。これらのアラームは、パフォーマンスの問題を分析するために必要な LSP の詳細にドリルダウンするのに役立つことがあります。注:デバイスおよびインターフェース アラームのみが、影響度加重情報を提供します。パス、LSP、および LspHead に対するアラームには LSP 影響度値はありません。