LSP パスの表示
内容
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MPLS 環境のパフォーマンスを分析する際に、特定の LSP のパス詳細を表示することが必要になる場合があります。存在するパスの数、パスのランク(プライマリ、セカンダリなど)、各パスのアラーム条件などの詳細を表示できます。この情報を確認することで、カスタマ SLA を満たしているかどうかを判断したり、LSP のパフォーマンス向上の機会を特定したりすることができます。
LSP パスを表示する方法
- MPLS Transport Manager のメイン ページを開きます。選択した MPLS Transport Manager のコンテンツ画面にメインの詳細ページが開きます。
- ナビゲーション画面の[エクスプローラ]タブで LSP を見つけてクリックします。LSP の詳細がコンテンツ画面に表示されます。
- [リスト]タブをクリックします。すべての LSP のパスがテーブルに表示され、それぞれの詳細が示されます。
静的/ 動的なパス
MPLS 環境には、静的(つまり、明示的)および動的の 2 種類のパスが存在します。静的なパスは、ソース デバイスから宛先デバイスへ明示的に設計されたパスであり、MPLS ネットワークを経由する動的なパスは、リソースの可用性とルーティング プロトコルに基づき、ヘッドエンド デバイスによって計算されます。
LSP パスを分析する場合、パスの種類を知ることで、MPLS 環境の弱点を明らかにし、パスのパフォーマンスを最適化する機会を特定することができます。
パスの種類は、以下の 2 つの場所で確認できます。
- LSP のコンテンツ画面の[リスト]タブ
- パスのコンポーネント詳細画面の[情報]タブ
LSP パスの強調表示
OneClick の強調表示機能を使用して、トポロジ ビューにまだ表示されていないネットワーク内のモデル関係を分離して表示することができます。たとえば、トポロジ ビューでは VLAN、VPN、または LSP パスが区別して表示されないので、ネットワークのコンテキスト内にこれらの関係を描画するのはより困難になります。強調表示を使用すると、これらのモデル関係が強調され、ネットワーク トポロジ内の位置が示されます。
強調表示機能を使用して、トポロジ ビューに表示する LSP パスを選択することができます。このビューから LSP パス情報を表示すると、パスを構成しているデバイスをより簡単に把握することができます。このビューからは、パスのパフォーマンスに影響を与えているアラーム デバイスがあるかどうかを確認することもできます。
注:
強調表示の使用方法の詳細については、「トポロジ ツールバー」を参照してください。