ATM ネットワーク トポロジ
以下の 4 つの一般的な ATM インフラストラクチャ シナリオがあります。
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以下の 4 つの一般的な ATM インフラストラクチャ シナリオがあります。
- ATM インフラストラクチャを構成するスイッチとクライアントを所有し、管理しています。
- ATM サービス プロバイダから完全に専用のネットワークを使用して、ワイド エリア接続を提供しており、ATM スイッチ ファブリックへの管理アクセスはありません。
- サービス プロバイダからの完全に専用のネットワークを使用しており、専用のネットワークの両側で ATM とフレーム リレー インターフェースを組み合わせて使用しています。
- 独自のローカル エリア ATM ネットワークを所有して管理しており、サービス プロバイダのネットワーク経由で追加のワイドエリア チャネルをリースしています。
以下のサブトピックでは、ATM 関連モデル タイプを使用して、これらのさまざまなタイプの ATM インフラストラクチャを表す方法について説明します。説明されている関連付けの図については、「ATM Circuit Manager の概要」を参照してください。
完全所有の ATM ネットワーク
ATM スイッチを所有している場合は、ATM_Network モデルを使用して、スイッチド ファブリックを表します。スイッチ モデルは ATM_Network モデル内に表示され、そのモデルと
Collects
関連付けを持ちます。ネットワーク内のクライアントとスイッチ間の接続は、物理インターフェース レベルで完全にモデリングされているため、クライアント モデルは ATM_Network モデルと Is_Adjacent_to
関連付けを持ちます。完全専用の ATM ネットワーク
ATM サービス プロバイダが、リモート サイトへのワイドエリア接続を提供している場合、サービス プロバイダの ATM スイッチへの管理アクセス権がありません。ATM クライアントは、ATM 回線を監視するためのすべてのデータを提供する必要があります。このタイプのネットワークのモデリングをサポートするには、ATM_Cloud モデルを使用します。サービス プロバイダのネットワークに接続するすべての ATM インターフェースは、ATM_Cloud モデルとの
Connects_to
関連付けを持ちます。このモデリング関連付けは、「Connecting the Physical Interfaces to the Service Provider's Network (サービス プロバイダのネットワークへの物理インターフェースの接続)」の説明に従って手動で設定できます。フレーム リレー ネットワークと ATM
完全に専用のネットワーク上では、複数のフレーム リレーと ATM のリンクを含むハイブリッド ATM ネットワークを使用することができます。このシナリオでは、サービス プロバイダのネットワーク経由でローカル ATM インターフェースから送信された信号が、リモート フレーム リレー インターフェースによって受信される前に、変換ブリッジによってフレーム リレーに変換されます(またはその逆方向も同じ)。このシナリオのモデリング手順は、完全に専用のネットワーク経由での ATM から ATM 論理接続へのモデリングの場合と同じです。
専用 ATM ワイド エリア チャネルを備えた完全所有の ATM スイッチド ファブリック
ローカル ATM スイッチを所有しているが、ワイド エリア アクセス用にサービス プロバイダのネットワークに接続している場合、1 台以上の ATM スイッチの物理インターフェースを ATM_Cloud モデルに接続していることがあります。この場合、CA Spectrum インテリジェンスは、ATM_Cloud モデルに接続された物理インターフェースの VPL および VCL を表す VPL および VCL モデルを自動的に作成します。ATM スイッチが、ATM_Network 内でモデリングされた場合、ATM_Network モデルは ATM_Cloud モデルに隣接します。